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プロフィール

1993年に弦楽合奏団として活動をスタートし、1995年より管楽器が加わりオーケストラとなりました。
大学や地域などの母体を持たず、活動の方向性なども持たない、とにかく「自由」なオーケストラです。
どんな楽団か、説明するのはなかなか難しいので、団長から見たフロイデ像をご紹介します。



<2007年11月11日 第24回定期演奏会 団長挨拶より>

フロイデも創立15年目を向かえ、メンバーの入れ替えはあるものの、皆着実に年をかさねてまいりました。思えば、設立間もない頃はみな学生で、「寝坊した」「練習場所を間違えた」「その日はバイトが・・・」などという理由で練習を欠席する輩が少なからずいたのですが、今となっては「その日は出張で・・・」「子供のお守りで」「出勤です」などに取って代わり、全員がそろって演奏するのは演奏会の本番くらい、というのが現状です。地域に根ざした市民オーケストラとは違う環境でどこまでやれるかわかりませんが、これからも可能な限り皆様の前で演奏をしていきたいと思います。



<2002年3月23日 第13回定期演奏会 団長挨拶より>

今年に入ってから、当楽団はクラシック専門誌「モーストリー・クラシック」にインタビューを受ける機会に恵まれました。そこであらためて感じたのは、「ほんとうにフロイデにはコンセプトとか目標がないなあ」ということでした。「ドイツの曲を多く演奏されているのが印象的ですね」といわれるまで、恥ずかしながら私自身そんな特徴があるなんて知りませんでした。団員も似たようなもので「そういやそうだね」と、考えたこともなかったようです。「これでいいんだろうか。なにかフロイデの特徴を探さねば。選曲は声のでかいやつの勝ちってのはどうだ?いや、フロイデはセカンドヴァイオリンが一番威張ってるってのは使えないか?」しかしいくら探しても特徴らしきものは見つけられませんでした。 で、最終的にたどりついた結論は、「お客様にきめてもらおう。」です。「やたらf がうるさい」でも、「ヴィオラが挑戦的」でも何でもいいです。 来てくださった皆さんの感想を聞かせてください。「こんなオケになってほしい」でもいいです。なるべくがんばるつもりです。



<2001年10月9日 第10回定期演奏会 団長挨拶より>

以前から「フロイデ・シンフォニーオーケストラってどんな団体なの?」という質問をアンケート等でしばしば見かけます。当楽団は、常任指揮者である米崎氏が大学生のときに東京理科大学やジュネスで活躍していた人々に声をかけ、弦楽合奏団として産声を上げました。第3回の演奏会から管楽器が加わり、現在にいたります。実は、これだけです。特定の母体がなく、地域に根差しているわけでもなく、(当楽団員が住んでいる場所は、三浦半島の先っちょから群馬県太田市、筑波から市原から名古屋から、それはそれは涙ぐましい努力で練習に通ってきています)年齢構成もバラバラなオーケストラです。メンバーも入れ替わり立ち代わり、新しいメンバーが入ったと思えば転勤でいなくなる者もいますし、3年後にひょっこり戻ってくる人がいたり、結婚したり、しなかったり、それはもう色々なことがあります。ただ一つだけ共通していることといえば、楽団に在籍したほとんどの人が「フロイデにいてよかった」と思っていることでしょうか。私達の音楽からその一端でも感じ取っていただければ幸いです。