ゲルト・ハイデガー(Gerd Heidger)

ゲルト・ハイデガーは高校卒業後ケルン音楽学校で、ブラウンフェルス、ヤル ナッハ、ヴァント諸教授の下で音楽の勉強を始めた。その後、ケルン大学でフェレ ラー教授の下に音楽を学んだ。
1951年彼は、ケルン歌劇場のコルペティトゥア並びにカペルマイスターに就任 した。1958年にはゲオルグ・ショルティにフランクフルト歌劇場のカペルマイ スターに選ばれ、また1960年から1964年までクレフェルト-メンシェング ラートバッハの歌劇場の音楽総監督代行をつとめた。
1965年、彼はギーセン市の音楽監督になり、オペラ、合唱、管弦楽コンサート を指揮した。1978年からはギーセン市音楽総監督のタイトルを授与され現在に 至っている。
客演指揮者としては彼はベルリン・フィル、ベルリン放送響、ヘッセン放送響、ギュ ルツェニッヒオーケストラ、ケルンのライン室内オーケストラ、フランクフルト歌 劇場オーケストラ、シュトゥットガルトの南ドイツ放送響、ハンブルグの北ドイツ 放送響、更にゲッティンゲンとロイトリンクのオーケストラ、ライラント-プファ ルツ州立オーケストラ等を指揮した。
又外国ではフランス(ストラスブルグ放送/トゥール/グルノーブル)で、また、 オランダ、スペインービルバオとセヴィラーで指揮をした他、ノルウェー、スウェー デン、ユーゴスラヴィア、ギリシャ(サロニキ州立オーケストラ)でもタクトをとっ ている。
彼は、コンサート・ホールとアマデウス社にヘンデル、モーツァルト、シュトラウ スの作品のレコーディングをもち、又ドイツ・テレビの「ギーセン市の若いソリス ト達」で協奏曲を指揮する等多彩な活動を行っている。

[1991 11/13 第51回定期演奏会プログラムより]

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