ヨセフ・ヘルペリン(Josef Helperin)

スウェーデン生まれ。ストックホルム国立音楽大学でトール・マン教授に、ウィー ン音楽院ではハンス・スワロフスキー教授に師事する。エブレにおけるスウェーデ ン指揮コンクールで第2位に入賞。その後、ヘルシングボリ交響楽団をはじめ国内 のあらゆるオーケストラと共演する。
1978年以来、イェンチェピング交響楽団の指揮者、並びに芸術監督を勤める。 氏のレパートリーは約300作品あり、通常の管弦楽曲及びオペラ、オラトリオに までおよぶ。
昨年秋に、当団の常任指揮者である紙谷一衛氏に、スウェーデンのオーケストラよ り今秋11月にスウェーデンでの演奏会の依頼があり、その話の折に、そのオーケ ストラの指揮者であるヘルペリン氏より、「日本でオーケストラを指揮してみたい」 という希望があり(紙谷氏との交換の形で)アマチュアであるわが楽友に、スウェー デンより客演指揮者を迎えることになった次第である。

[1988 10/20 第44回定期演奏会プログラムより]

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