片野秀俊(かたのひでとし)

1970年、プロ合唱団・日本合唱協会(日唱)へ入団。Bassの主力メン バーとして活動するとともに、オペラやリートのソリストとしても活躍。長年にわ たり、日唱の音楽監督である山田一雄氏の薫陶を受ける。1973年よりBass パートマスター、1978年から1984年まで団内指揮者兼コンサートマスター を務め、1985年4月からは日本合唱協会正指揮者に就任して指揮界にデビュー。 現在は日唱メンバーを率いて全国で演奏活動を行っている他、作曲家協議会との日 唱第63回、67回定期演奏会を指揮して好評を博した。
一方、アマチュア合唱団の育成にも力を注ぎ、各地の合唱団の音楽監督、常任指揮 者、講師、コンクールや合唱祭の審査・講評を務めており、常任指揮を務める各団 を統合しての会「アミーチ・デル・カント≒146」を1982年に結成、3年ご とに定期演奏会を開催している。
また、邦楽、洋楽の室内アンサンブルの指揮も多く、活動は合唱部門にとどまらな い。
日本演奏家連盟会員。日本合唱指揮者協会会員。日本合唱協会主宰、正指揮者。
指揮法をヘルムート・リリング、山田一雄、荒谷俊治、各氏に、声楽を下八川圭祐、 天野秋雄、芳野靖夫、工藤博、各氏に師事。福島県いわき市出身。

[1989 7/9 第3回アミーチ・デル・カント≒146プログラムより]

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