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Contrabass

コントラバスという楽器について

4本または5本の弦を持つ大きな弦楽器である。略号は「Cb」。
単にバスもしくはベース(Bass)(英語圏ではこの呼び方をする人が多い)、ダブルベース(英語起源)、ストリングベースや弦バス(吹奏楽で管楽器の低音楽器に対し)、ウッドベース(和製英語)などと呼ばれる。このように呼称が多いのは、他の弦楽器に比べ
この楽器が様々な場面で用いられることを表しているともいえる。
もともとヴィオール属から進化した楽器で、ヴァイオリン属のものとは起源が異なる。
そのため楽器の肩に当たる部分が“なで肩”になっているのがコントラバスの特徴の一つでもある。
弓にも2種類あり、そのうちジャーマン・ボウと呼ばれる弓が一般的である。

コントラバスの演奏方法

弓を使う場合、フレンチではチェロと同じ持ち方をし、ジャーマンでは棹と指が平行となるようにフロッグを持つ。運弓の方法はヴァイオリン属とほぼ同じ。
弓を使わない場合、主にピッチカートを行う。ポピュラー音楽で用いられる場合この奏法が多用される。

コントラバスの曲・演奏者

主な曲
サン=サーンス - 「動物の謝肉祭」より「象」
ヒンデミット - コントラバス・ソナタ
(ソロ楽器としてはあまり有名ではない、楽曲のベースラインを請け負うことが主)
主な演奏者
ゲーリー・カー、セルゲイ・クーセヴィツキー、など。

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