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Horn

Horn

金管楽器なのになぜだか木管五重奏にも加わってしまうという変な楽器。
かたつむりみたいに管が巻いてるアレ。
某有名百科事典サイトによると、ギネスブックに一番難しい金管楽器と載ってるらしい。
語源はそのまま角笛(ホーン)から。イタリア語ではCorno。こちらも意味は角。
歴史的には古く、元々狩猟用に使われていたこともある。
音色は丸みがあり、柔らかい。が、時には鋭い音で威勢のいい音も出せる。
オーケストラにおける最重要な金管楽器だと(勝手に)思う。
ソロパートを任されることも多く、あってもなくても問題ないような扱いをされる吹奏楽とは違う。
(まあ、吹奏楽も曲によっては重要。。なはず)

昔はロータリー機構がなく、自然倍音しか出すことが出来ず音を変えるのに
右手の入れる角度を変えていた。ちなみにロータリーもピストンもないホルンを
ナチュラルホルンと呼ぶ。当時は曲によってA管のホルンやE管、D管などを持ち替えていた。
そのためか、楽譜によってはin Aとかin Dとかで平気で書いてある。
今はB♭管かF管で吹くことがほとんどだから、読み替えがめんどくさい。
ちなみに現在は、in Fで書いてあることが主流。
現在、主に使われてるのはF/B♭切り替えが出来るダブルホルンである。
他にもシングルホルンとトリプルホルンなどがあるが、ダブルホルンが攻守最強。
(↑決してホテルの部屋の種類のことではない)
つーか、オーケストラをやる人なら必ず一本は持ってるはず。

お値段はヤマハ製のダブルが30万円くらいから。チューバ程じゃないけど金管にしては高い。
どっかの大陸製なら5万くらいで買えるっぽいが、お勧めはしない。最低でもYHR-567は欲しい。
ホルンを作ってる有名メーカーはアレキサンダー、ヤマハ、ホルトン、パックスマン、ハンスホイヤー、コーンなどがある。
ホルン経験者ならアレキの103に一度は憧れるだろう。俺も欲しい。

今さらトランペットをやりたかったなんて言えない。

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