KY
部飯の行先が決まりそうな時に唐突に全然違う意見を言い放った時、
飲み会で注がれた酒を拒否した時等、場の空気を乱した者に対して唱えられる呪文。
通常、職業に関係無くレベル16にもなると覚えているが、昭和60年以前に産まれた
人間は無理しないと使えない。と言うか使いたくないし覚えたくない。消費MPは4。
18〜22歳にはザラキに準ずる効果があるが、
それ以上の世代には効かない事が多い。
2007年辺りから飲み会で頻繁に唱えられる傾向にあり、その影響で死者が続出する
という壮絶な状況に陥っている。ただ、注意したいのは唱えた本人も死の危険に曝されるという、
密かにメガンテなんぢゃないかって事である。だが、あまりその事に大半の者が気付いていない。
2007年の定期演奏会後、集まったOB達で以下の様な会話が為された。
「最近の学生ってKYとか普通に使うらしいよ」
「えっ?あれってテレビの中だけの話じゃないんだ〜」
「もう若者にはついて行けないね〜」
その後遅れながらも打ち上げ会場に到着し、宴会場に入ってみると…
「KY!KY!○○ちゃんKY〜!」
KYコールが繰り返される光景を目の当たりにし、現実を知ったという。
実話です。あと、醤油はホントにザラキになっちゃうからね。やめようね。
KYは本来価値の無いもの、または有害なものを世間が許容してしまうという
恐ろしい一面も持つ。以下はその例である。
・恋空が大ヒット
・恋空が書籍化
・恋空が映画化
・恋空がTVドラマ化
・恋空が漫画化
・恋空がTVアニメ化
・みたいな
この様に、日本人に有りがちな「みんなとおんなじぢゃなきゃなかまはずれになっちゃう〜」
の精神が身も心も蝕んで行くのだ。
2014年現在、KYが会話や飲み会で使われることはほぼなくなった。この言葉もまた、一過性の流行語であったようである。