近藤久敦(こんどう・ひさあつ)
 1955年東京生まれ
 東京音楽大学付属高校、東京芸術大学器楽科別科(ホルン専攻)を経て、西ドイツ政府給費留学生としてベルリン芸術大学へ2年間留学。ホルンを故 薗 清隆、千葉 馨、安原 正幸、F.ブラーデル、G.ザイフェルトの諸氏に師事。指揮を堤 俊作氏に師事。
 1974年、第43回音楽コンクール器楽部門(ホルン)に19歳で入選。1976年度東京芸術大学卒業生代表として、皇居・挑華楽堂に於ける御前演奏会に出演。また、川口市在住の音楽家として演奏活動の功績を認められ、1995年度川口市芸術奨励賞音楽賞受賞。
 1991年から1997年3月まで東京コンセルトヴァトアール尚美(現東京ミュージック&メディアアーツ尚美)において講師として教鞭を執った。
 現在は指揮者として、札幌交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、東京シティーフルハーモニック管弦楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、東京佼成ウィンドオーケストラ、大阪市音楽団等多くのオーケストラや吹奏楽団、オペラ、ホルンアンサンブル「つの笛集団」等で精力的に音楽活動を展開しており、コンサート活動の他、レコーディング、クリニック等様々な分野においても幅広く活動中である。また、アマチュア育成にも力を注いでおり、数々の実績を残すと共に、その指導は高く評価されている。