松元宏康(まつもとひろやす)
東京都生まれ。洗足学園音楽大学卒業。洗足学園音楽大学附属指揮研究所マスターコース修了。指揮を秋山和慶、河地良智、増井信貴の各氏に、スコア・リーディングを島田玲子、山内のり子の各氏に、クラリネットを松代晃明、宮下隆、坂本由美子の各氏に師事する。  2003年指揮研究所修了後、当時の仙台フィルハーモニー管弦楽団音楽監督外山雄三、常任指揮者梅田俊明両氏の推薦により同楽団指揮研究員に就任し、両氏の薫陶を受ける。2006年に副指揮者に就任。  同年9月に仙台フィルを指揮したのを皮切りに、選曲・司会・指揮を担当した「杜の都のふれあいコンサート」、渡辺真知子・稲垣潤一両氏と共演しテレビ放映された「七十七銀行スターライトシンフォニー」、「仙台フィルがやってきた」など、2008年3月に退任するまで多くの演奏会で指揮を務めた。  拠点を東京に戻してからも山形交響楽団、東京吹奏楽団、東京佼成ウインドオーケストラに客演し好評を博す。また在京の若手プロ奏者によって結成されたブリッツ・ブラスでは創設時より常任指揮者を務め、2008年6月にはCDデビューを果たした。  オーケストラ以外の活動でもフジテレビミュージカル「ハウ・トゥ・サクシード」の指揮をはじめ、各コンクールの審査、テレビ・ラジオ・雑誌の出演や講演など、その活動は多岐にわたる。