出口大地(でぐち だいち)

第17回ハチャトゥリアン国際コンクール指揮部門にて日本人初の優勝。クーセヴィツキー国際指揮者コンクール最高位及びオーケストラ特別賞。
 大阪府豊中市生まれ。 関西学院大学法学部卒業後、東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)卒業。2022年ハンスアイスラー音楽大学ベルリンオーケストラ指揮科修士課程卒業予定。
​ ​ これまでアルメニア国立交響楽団、マグデブルクフィルハーモニー、ブランデンブルク州立管弦楽団、カルロヴィヴァリ交響楽団、カザフ国立交響楽団など国内外で数多くのオーケストラを指揮。2021年にはベルリン放送交響楽団の公演にてバイエルン州立歌劇場音楽監督ヴラデミール・ユロフスキ氏のアシスタントを務めた。
 またネーメ、パーヴォ、クリスティアン・ヤルヴィ、ドナルド・ラニクルズ、ヨハネス・シュレーフリら各氏のマスタークラスにオーディションを経て招待され、オーケストラアンサンブル金沢主催・井上道義氏による指揮講習会では優秀者に選出。
​ ​ オペラの分野においても「ドン・ジョヴァンニ」を指揮。日本オペレッタ協会を始めとした様々なプロダクションで副指揮者を務める。2021年にはびわ湖ホールで行われた沼尻竜典オペラ指揮者セミナーに選抜され大阪交響楽団を指揮した。
 幼少よりピアノ、15歳よりホルンを学ぶ。指揮を広上淳一、田代俊文、三河正典、下野竜也、クリスティアン・エーヴァルト、オペラ指揮をハンス・ディーター・バウムの各氏に師事。