土田 定克
 1975年東京生まれ。4才よりピアノを始め、ヤマハ音楽教室(スガナミ楽器)専門コース修了。桐朋学園「子供のための音楽教室」を修了後、桐朋学園高等学校音楽科を1994年首席で卒業。その後、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経てロシアへ渡り、2000年モスクワ音楽院を5+の成績(実技)で卒業。2002年同大学院卒業。同年モスクワで開かれた第3回ラフマニノフ国際ピアノコンクールで外国人初の第1位を受賞。ラフマニノフ生誕記念日に、モスクワでソロ・リサイタルを行う。同10月23日、モスクワ音楽院大ホールにて、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番をフェドセーエフ率いるチャイコフスキー国立アカデミー大交響楽団(アブドゥラーエフ指揮)と協演。タンボフ交響楽団とラフマニノフの協奏曲(全5曲)を協演中。2003年春、ラフマニノフ生誕130周年記念コンサートが、モスクワ音楽院大ホール(協奏曲第2番)と小ホール(24のプレリュード)において予定されている。現在、モスクワを拠点として、オムスク、ペルミ、タンボフ(ラフマニノフの故郷)等で、積極的に活動中。
 これまでに、小西由紀子、樋口晴美、兼松雅子、A.ムンドヤンツ、V.メルジャーノフの各氏に師事。
 ロシア音楽、特にS.ラフマニノフの音楽と人柄を深く敬愛している。