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■指揮 小林 研一郎 Ken-ichiro Kobayashi

 東京芸術大学作曲科、指揮科の両科を卒業。作曲を石桁眞礼生、指揮を渡邊暁雄、山田一雄の各氏に師事。1974年第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞を受賞。

 “プラハの春”“アテネ”“ルツェルン・フェスティヴァル”など、多くの音楽祭に出演。また、ヨーロッパの一流オーケストラを多数指揮。ハンガリー国立響及びネザーランド・フィルのヨーロッパ、日本公演や、東京都響、読売日響、日本フィルのヨーロッパ公演の指揮者、国際指揮者コンクール審査員、都響、東響正指揮者、京都市響、ハンガリー国立響音楽総監督・常任指揮者などを歴任。

 ハンガリー政府よりリスト記念勲章、ハンガリー文化勲章、星付中十字勲章(民間人としては最高の勲章)を授与される。

 現在、ハンガリー国立フィル桂冠指揮者、名古屋フィル桂冠指揮者、日本フィル常任指揮者、チェコ・フィル常任客演指揮者、ネザーランド・フィル、九響の首席客演、東京芸術大学指揮科教授、東京音楽大学客員教授。

 ポニーキャニオン、オクタヴィアレコードの両社から30数種類のCDが発売されている。

 著書にエッセイ集「指揮者のひとりごと」(日本図書協会選定図書)。また、2000年の日蘭交流400周年の作曲を委嘱され、両国をモチーフにした管弦楽曲「パッサカリア」を作曲(CDはオクタヴィアから)。ネザーランド・フィルの演奏で初演され、4日間にわたり満員の聴衆の熱狂的スタンディング・オベーションで迎えられた。

 2002年5月の「プラハの春音楽祭」オープニングコンサートに、東洋人として初めてチェコ・フィルを指揮して登場、大統領臨席のもと「我が祖国」全曲が演奏され、スメタナホール満場の聴衆からのスタンディング・オベーションが長く続いた。また、コンサートの模様は全世界に向け同時放送され、日本人の初の快挙として国内外の数多くのメディアに紹介された。

 2003年6月にはハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団を率いての日本公演を指揮、9月には10数年ぶりにオペラに挑戦、プッチーニ「蝶々夫人」(二期会公演、演出:栗山昌良)へ登場し、好評を博した。