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ピアニスト・作曲家・編曲家
羽田健太郎
 Kentaro Haneda

 東京都出身。高校、大学と桐朋学園に学び、有賀和子、故井口基成両氏に師事。大学4年の時、第39回「音楽コンクール」(主催:NHK、毎日新聞社)でピアノ部門第3位入賞。大学卒業と同時にスタジオ・ミュージシャンとして数多くの歌謡曲やポップスのレコーディングに参加。一方、作曲家としてもドラマ、アニメ、映画等で活躍。ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS)、「西部警察PART?」(テレビ朝日)等を手掛け、アニメ「超時空要塞マクロス」では日本アニメ大賞・音楽賞、映画「薔薇の標的」では日本アカデミー優秀音楽賞等数々の賞を受賞。

30代半ば頃から、再びクラシックのピアノ演奏に力を入れ、NHK交響楽団定期演奏会(指揮:ウォルフガング・サヴァリッシュ)にてR.シュトラウス「ブルレスケ」を演奏、その後日本の全てのプロ・オーケストラと共演。2004年には、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団(指揮:ユーリ・シモノフ)と、ラヴェル「ピアノ協奏曲 ト長調」、ガーシュウィン「ラプソディー・イン・ブルー」(弾き振り)で、また2005年もラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調」で2年連続して共演。近年は指揮者としても新境地を開拓している。

「ニュースステーション」(テレビ朝日)での今や伝説的ともいえる“ピアノ生中継”では、富士山頂やグランド・キャニオンでの演奏など毎回センセーションを巻き起こした。その他「歌謡コンサート」(NHK)等テレビ出演も多く、明るくユーモアに富んだ人柄で、各界からひっぱりだこのマルチ・アーティストである。現在は「題名のない音楽会21」(テレビ朝日)の司会としてもお馴染み。東京音楽大学客員教授。

羽田健太郎ウェブサイト

■レコード・CD

アニメ「超時空要塞マクロス」作・編曲(日本アニメ大賞・音楽賞受賞)
ゲーム「ウィザードリィ」全シリーズ作曲
「ポエム・ジャパネスク −POEM JAPANESQUE−」(3部作)作・編曲・演奏
「ガーシュイン・プロムナード」演奏・指揮
「想い出の夏 L'ete des Souvenirs」、「冬物語 Histoire d'hiver」、「春の旅立ち Le Depart」、「秋のソナタ Sonate d'automne」、ベスト・セレクション「四季 Les Quatre Saisons」
以上全5作 プロデュース・演奏
「ハネケン・ランド」〜羽田健太郎 サウンド・トラックの世界〜 作・編曲・演奏  他多数

■テレビ音楽(作・編曲)

TBS 橋田寿賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」
ANB 刑事ドラマ「西部警察PART?」
「爆竜戦隊アバレンジャー」
NHK 朝の連続ドラマ「青春家族」
月曜ドラマシリーズ「風子のラーメン」  他多数

■映画音楽(作・編曲)

『復活の日』角川映画(日本アカデミー優秀音楽賞受賞)
『薔薇の標的』東映(日本アカデミー優秀音楽賞受賞)  他多数

■テレビ出演

ANB「題名のない音楽会21」
「ニュースステーション」
NHK「歌謡コンサート」  他多数

■コンサート(指揮・ピアノ)

NHK交響楽団定期演奏会(R.シュトラウス「ブルレスケ」)<ピアノ>
新星ポップス・オーケストラ「羽田健太郎&新星POPS」コンサートシリーズ<指揮・ピアノ>
ガーシュイン・プロムナード<指揮・ピアノ>
羽田健太郎&モスクワ・フィルハーモニー交響楽団(2004年、2005年)<ピアノ>  
音楽家生活35周年 「羽田健太郎 魅惑のコンチェルト&情熱のシンフォニー」<指揮・ピアノ> 

他多数

■著書

『ハネケンのピアノ初めて物語』(中央公論新社)
『ハネケンの音楽は愉快だ』、『新 ハネケンの音楽は愉快だ』(プレジデント社)