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ピアノ マーティン・ヘルムヘン Martin Helmchen
01年『クララ・ハスキル・コンクール』グランプリ受賞。 05年『ボルレッティ=ブイトーニ財団』奨学生。 04年《ヤング・アーティスト・オヴ・ザ・イヤー》賞受賞。 06年《クレディ・スイス・グループ ‘06年新進音楽家賞》受賞。 06年石坂団十郎とのデュオCD (Sony/BMG)で《エコークラシック新進演奏家賞》受賞 01年にはスイスで2年に1回開かれる『クララ・ハスキル・コンクール』で、弱冠19歳でグランプリを獲得した。ちなみに、このコンクールは内田光子も伊藤恵もファイナリストにはなりながら、ついにグランプリを取れなかった難しいコンクールだ。 06年にはベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(旧ベルリン交響楽団)にデビュー、同年9月は国際ルツェルン・フェスティヴァルでゲルギエフ指揮ウィーン・フィルとシューマンの協奏曲を共演した。 ヘルムヘンはこれまでシュトゥットガルト放送響、バンバルク響、ベルリン放送響、BBC響、NHK響、プラハ響等、またマルク・アルブレヒト、マレク・ヤノフスキー、ワレリー・ゲルギエフ、ウラディミール・ユロフスキー、クリストフ ・ポッペン、イルジ・コウトなどの指揮者と共演している。今シーズンは、クルト・マズア指揮でロンドンフィルとフランス国立管、またBBC響や08年6月にはマッシモ ・ザネッティ指揮で2度目のNHK響との共演等が決定している。 ヘルムヘンはソロ活動以外、室内楽活動にも大きな比重を置き、アメリカのマルボーロ ・フェスティヴァル等国際的なフェスティヴァルに招かれている。またチェロの名教授、故ボリス・ペルガメンシコフの薫陶を受け、石坂団十郎、クラウディオ・ボルケス、ハインリヒ・シフ、マリー-エリザベート ・ヘッカー等のチェリスト、ギドン・クレーメル、クリスティアン・テツラフ、ユリア・フィッシャー等のヴァイオリニスト、ヴィオラのタベア・ツィンマーマン、ピアノのラルス・フォークト等とも共演している。 05-07年にかけてはイギリスBBCの権威ある新進音楽家育成プログラムのアーティストに選ばれている。このプログラムはBBCラジオ3でのソロ録音とBBC専属オーケストラとの協奏曲演奏と録音、リサイタルで構成するものだ。また、06/07シーズンはボン・ベートーヴェン管弦楽団のレジデンス・アーティストに選ばれ、定期的に共演、そして08/09シーズンはベルリンのコンツェルトハウス管弦楽団のレジデンス・アーティストとしての活動も決定している。 なお、ソニー・クラシカルから石坂団十郎とのデュオでCDをリリース。国内盤は05年11月23日に発売され各誌で絶賛を受けている。ほかに10代に収録したベートーヴェンの協奏曲2番ほかを集めたclavesレーベルからのリリース等もある。07年9月にはオランダのPentaToneからモーツァルトの協奏曲第13番・第24番を収録したCD(ボーナスDVD付き、PTC 5186 305)がリリースされ話題になっている。 |
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