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■指揮 飯森範親 Norichika Iimori
国内外の多くのオーケストラとの間に築かれた類稀な信頼関係、信頼を裏付ける着実な活動の輪の広がりが高く評価され、05年 渡邉暁雄音楽基金 音楽賞を受賞。さらに東京交響楽団とのヤナーチェク「マクロプロス家の秘事」をはじめとする、近現代作品や日本人作品の初演・再演に対する業績により、06年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞、06年度 中島健蔵音楽賞を相次いで受賞した。東京交響楽団とは07年にヘンツェのオペラ「ルプパ」の日本初演、09年にヤナーチェクのオペラ「ブロウチェク氏の旅行」も手がけており、いずれもセンセーショナルな成功を収めた。 海外ではフランクフルト放送響、ケルン放送響、チェコフィル、プラハ響、モスクワ放送響、ホノルル響など世界的なオーケストラを指揮。最近ではホノルル交響楽団とのプロコフィエフ「アレクサンドル・ネフスキー」や、ドヴォルザークの本場チェコのプラハ交響楽団を指揮した「新世界より」、R=コルサコフ「シェエラザード」などが大きな話題となった。01年よりドイツ・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督に就任、日本人指揮者とドイツのオーケストラの組み合わせとしては史上初の快挙となる「ベートーヴェン交響曲全曲」のCDをリリースし、06年の日本ツアーを成功に導いた。 現在、山形交響楽団音楽監督、東京交響楽団正指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団名誉指揮者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。
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