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ヴァイオリン[コンサートマスター]近藤 薫 Kaoru Kondo

 東京芸術大学をアカンサス賞を受賞して卒業後、同大学院修士課修了。在学中から国内様々なオーケストラにゲスト・コンサートマスターとして出演する他、芸大派遣によりウィーン音楽大学の夏期講習会に参加し、アルバン・ベルク、アマデウス、ハーゲン等の弦楽四重奏団のメンバーに学び、室内楽の分野でも研鑽を積む。     

 近年では、東京バロック・スコラーズ・アンサンブルでコンサートマスターを、「武満徹の世界」(東京・文京シビックホール)でミュージックアドバイザーを務めるなど、活動は多岐に渡り、そのレパートリーはバロックから現代音楽まで幅広い。また、ローマ・サンタチェチーリア管弦楽団首席チェロ奏者のルイージ・ピオヴァーノ氏の招聘で、イタリア・ランチャーノ音楽祭に講師として参加するなど、後進の指導にも当たる。

 04〜10年、東京フィルハーモニー交響楽団1stヴァイオリン・フォアシュピーラー。大幸財団、松尾財団より奨学金を授与。2011年6月より九州交響楽団コンサートマスターに就任。

 これまでに水野佐知香、岡山潔、松原勝也、ヴォルフガング・マルシュナー、海野義雄の各氏に師事。