メロスフィルハーモニー
音楽監督 中田延亮

  京都生まれ。筑波大学医学専門学群在学中に本格的に音楽の道を志し、桐朋学園ソリストディプロマコースにおいてコントラバスを専攻する一方、上杉隆治氏の下で指揮を学び、演奏活動を開始。02年からはフランスの指揮者ジャン・フルネ氏の下で更に研鑽を積んだ。05年には本拠を欧州に移し、ウィーン市音楽院古楽科などで学ぶ。
  07年、スタラザゴラ州立歌劇場(ブルガリア)に客演してヨーロッパデビュー、08年にはドナウ交響楽団(ハンガリー)、ポルトアレグレ交響楽団(ブラジル)などに相次いで客演。同年6月、リオデジャネイロで、ブラジルにおける日本人移民100周年を記念して皇太子殿下ご臨席の下で開催された「日伯交流音楽会」に招かれ、ペトロブラス交響楽団を指揮してブラジル人作曲家の作品を演奏、地元メディアにおいても高く評価された。また同年9月、スタラザゴラ州立歌劇場首席客演指揮者に就任。

  コントラバス奏者としては、00年より05年まで新日本フィル首席奏者を務めたほか、06年からはロリン・マゼール氏の指名を受け、新たに設立されたバレンシア州立歌劇場管弦楽団(スペイン)のメンバーとなり、現在准首席奏者。


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