イラスト=中野滋



演奏会場

フィリアホール

田園都市線「青葉台駅」前 駐車場あり

「青葉台駅」までの交通
渋谷から...急行でやく25分、各停でやく40分。
横浜から...JR横浜線「長津田」系由でやく40分、または横浜市営地下鉄線・横浜駅から「あざみ野」系由でやく40分。

〒227−0062 
横浜市青葉区青葉台2−1−1東急青葉台ビル5F
  http://www.philiahall.com/
  チケットセンター Tel.045−982−9999



 

音楽監督・コンサートマスター

 村上和邦

 1947年川崎市出身。4歳よりヴァイオリンを野辺幸光氏に学び、その後、鷲見三郎、ジャンヌ・イスナール、兎束龍夫、田中千香士の各氏に師事。1969年東京芸術大学卒業。1970年ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団に入団。1973年同オーケストラ第2コンサートマスターに就任。1975年アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団に入団。NHK交響楽団には1979年に入団。現在同団第1ヴァイオリン フォア・シュピーラー。2001年よりN響メンバーとクローバー弦楽四重奏団を結成。第1ヴァイオリンを務めている。
 緑弦楽合奏団では、1997年よりテクニカルアドバイザーとなり、第11回定期公演ではソロコンサートマスターとして瀬戸川道男氏と共演。1998年6月からは音楽監督&コンサートマスターに就任。その素晴らしいテクニックと高い音楽性、豊富な経験に基づいた的確で楽しい指導のもと、演奏技術のみならず深い音楽の心を教えていただいております。今回の定期公演でも全曲コンサートマスターを務め、ソロヴァイオリンパートも担当。




演 奏 曲 目

パッヘルベル
シャコンヌ ホ短調(5分)

「カノン」で有名なパッヘルべルの鍵盤楽器用に創られたシャコンヌをミューラー・ハルトマンが弦楽合奏版に編曲した作品。緑弦楽としては第5回演奏会で演奏して以来定期公演プログラムとしては2度目。テーマと21の変奏で構成されています。

ヴィヴァルディ
「春」協奏曲集作品8−1 ホ長調(10分)

有名な「四季」の第一曲目にあたる「春」。3つの楽章から成り、それぞれ短い詩に基づいておりさまざまな春の情景を表している作品。
ヴァイオリン独奏/村上和邦

J.S.バッハ
ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調(15分)

3つのヴァイオリン、3つのヴィオラ、3つのチェロ、そして通奏低音から成る独特な構成の協奏曲。速い二つの楽章をチェンバロのソロが橋渡しをつとめ、それぞれのパートに活躍の場が与えられています。

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ブラームス
弦楽四重奏曲第2番イ短調 第一楽章(弦楽合奏版)(15分)

数多い弦楽四重奏曲の中でも重要な地位を占めるブラームスの四重奏曲。その第2番第一楽章を弦楽合奏で演奏する緑弦楽初の試み。室内楽のもつ特徴を活かしながら、弦楽合奏での表現の広がりに挑戦します。

W.A.モーツァルト
交響曲第29番イ長調KV201(20分)

モーツアルトの交響曲の中でベスト5に入る人気の高い作品。4つの楽章から成り、メヌエット以外の3つの楽章がソナタ形式に基づいている堂々とした気品ある交響曲です。オーボエとホルンの管楽器のパートをオルガンに置き換えて演奏します。

♪( )内の数字は、おおよその演奏時間です。