〔tutti〕 2006/07/02  Va♪森田
ヴィオラパートの森田です。
この日の練習は船橋市視聴覚センターで行われました。

今日はブラームスの一番の一、二楽章、それからシューマンのマンフレッド序曲の初あわせでした。管楽器は人数が揃わないパートもありましたが、弦楽器は、先々週の弦練の成果もあり、準備万端(?)でtuttiに臨むことができたように思います。おつかれさまでした。練習は電車の遅れの関係で20分開始が遅れてしまいましたが、若宮先生からのドッキリもあり(!)、練習の合間にも笑いが聞こえるいつものノイフィルらしい雰囲気で練習ができたと思います。冷暖房設備の故障で若干寒かったですが、村上さんがストーブを借りてきてくださったため、実際のほどは確かではありませんが、団員のこころは温まりましたよね!また多くの団員の母校である千葉高からも三人が遊びにいらっしゃって、特にブラームスではチェロが二人になったことで低音の厚みが増しました。

今日の練習はマンフレッドからでした。練習が始まる前の先生の小話によれば、この曲はシューマンが美しい交響曲を仕上げる直前期、1838年に作曲された曲で、古典派からロマン派へ移行する過渡期の作曲家であるシューマンの作曲家としての成熟を告げるシンボリックな作品になっているとのことでした。ロマン派の詩人のバイロンの作品があるようなので、オペラを見るのもよい勉強になるのかもしれません(暗い話のようです)。本番までにまだ半年以上あるので、ぜひ一度見てから本番を迎えたいものですね。
 このマンフレッドはヴィオラ的にはきざみありメロディーも(めずらしく)ありの曲で、玄人好みの、一曲で色んな要素を楽しめる・学べる曲です。僕自身まだ譜読みもおぼつかない感じだったのでもっと練習しなければならないのですが、オケ的には初回ということで雰囲気も全員でつかめたのでよかったと思います。それぞれのレベルでそれぞれに課題が見つかったと思うので、次の練習にそれぞれがレベルアップして臨めればと思います。一人ひとりの少しの進歩が、オケで見れば大きな変化に繋がりますよね。僕もがんばります。
 ブラームスは二回目とあって、前回より音の重厚さが増したと思います。やはりブラームスにはブラームスの弾きかたがあり、ブラームスの音符は、四分音符であれ八分音符であれ、基本はどっしりたっぷりねっちり重々しく弾くように、と大学オケで言われたことがあります。このような、作曲家にあわせた演奏のパラダイムのようなものをみなで共有できれば、よりよい演奏に繋がるのではないかと思いました。一楽章の前半で練習中に先生がおっしゃっていた「スラーで繋がる二つの音は、上の音も下の音も両方大事」というのはそういうことだったのではないでしょうか。あとはセカンドとヴィオラのフォルテでの八分音符のきざみも、そういうことかもしれません。ベートーヴェンのきざみとはまた違うところがおもしろいですね。二楽章は一楽章とは対比的に繊細なつくりになっているため、オケのあらがすぐに見えてしまいます。コンミスのゆるぎさんのソロがすばらしいだけに、われわれも頑張りたいものです。
また、曲の中の部分部分で、「ここの音楽は、このパートを軸に音を創っていくんだ」というところがあり、今日もその中の幾つかを先生に指摘されました。その部分を軸となるパートが頑張るだけでも演奏全体がバランスよく引き締まるので、ぜひ次回までに確認しておきたいですね。

月に一回のtuttiなので、一回ごとに大きな進歩が目に見えるというのは、おもしろいものです。ノイフィルは恵まれたことに、技術的にもオケ的にも優れた奏者が集まっているので、一回の練習の中でも学びとって変化してゆくことができます。これから本番までどのように仕上げていくのか、こう練習を振り返っていると楽しみになります。人が揃わないなかでの練習が続きますが、一回一回の練習を大切にがんばっていきましょう!