八尾フィルハーモニー交響楽団のプロフィール

・概要

 「八尾フィルハーモニー交響楽団」は、大阪府八尾市の文化会館プリズムホール開館と同じ1988年に、幅広い年齢層の方たちによって市民オーケストラ「八尾交響楽団」として結成されました。八尾市を中心に大阪東南部のメンバーが、年2回の定期演奏会やを中心多様な活動を続けています。
 しかし、行政や企業のスポンサーを持たないアマチュアオーケストラは、練習場やメンバー不足、資金難などの問題をかかえつつも音楽が大好き、演奏がやりたいという人たちによって運営されています。

 

・創立

「八尾フィルハーモニー交響楽団」は、19年前八尾市で初めて誕生したアマチュアの市民オーケストラです。

  昭和六十三年五月、八尾市久宝寺四「顕証寺」のホールを練習場として集まった弦楽器・管楽器奏者四十四名で、その前身である「八尾交響楽団」が発足しました。
 文化都市八尾を目指す当時の状況が、その年の十月に南小阪合町二「八尾市農協会館」ホールで開催された創立記念演奏会での市長の祝辞の内容からも覗えます。

 「祝辞、八尾交響楽団創立記念演奏会が盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
 本市では数多くの市民の皆様によりまして、多種多様な文化活動が展開されているところでございますが、このたび、八尾市で初めて市民オーケストラが誕生いたしましたことは、文化的な町づくりをすすめております八尾市におきまして、市民の文化活動に対する盛り上がりを示すものであると同時に大変喜ばしいことでございます。
 楽団の創立にあたり、多大なご尽力をされました関係各位に深く敬意を表するしだいでございます。
 八尾市は本年で市制施行四十周年をむかえ、十一月には市民の文化活動の拠点となります待望の文化会館「プリズムホール」がオープンするはこびになりました。 二十一世紀にむけて、文化的な町づくりとして大きく飛躍しようとしております時だけに、八尾交響楽団の今後の活躍に期待を寄せるところ大なるものがございます。

 本日の演奏会の成功と、多くのクラッシックファンを魅了した演奏活動を展開されます様、祈念をいたしましてお祝いのメッセージといたします。  八尾市長山脇悦司」

 なお、この祝辞を代読していただきましたのは、当時助役で元市長の西辻豊氏であります。


・活動
 その後、楽団の名称を「八尾フィルハーモニー交響楽団」とし、完成した八尾市文化会館「プリズムホール」の大ホールを拠点として、年二回の定期演奏会と、ピアノ協奏曲を中心とした「名曲コンサート」さらに「プリズム・ミュージック・フェス」などの演奏活動を通じて市民の皆様に親しまれています。また、演奏活動は大阪国際交流センターや東大阪市民会館など周辺都市にとどまらず、平成三年と四年の夏には、兵庫県日高町芸術文化振興基金対象事業として依頼を受けての演奏会、町をあげての「八尾フィル」歓迎ムードに員も驚くぽどで、提供を受けた民宿では夜遅くまで各部屋でアンサンブルを奏でる楽器の音が聞こえていました。さらに、平成六年には八尾市長のメッセージを携え、韓国ソウル市における国際親善演奏会を開催し「八尾フィル」初の海外演奏活動を成功させました。


・団員

 現在の団員は、学生・主婦・会社員・教員・自営業そして定年退職者など、女子高校生から八十ニ才の<おじいちゃん>まで総勢六十名、八尾市や東大阪市をはじめ周辺都市さらには奈良・京都・兵庫など他府県からの音楽愛好者達が、毎週日曜日の夕刻に楽器を手にして練習場に集まって来ます。


・練習場

 創立当初は「顕証寺・門徒会館」をお借りして練習していましたが、団員の増加に伴い、広いホールをおもちの八尾市本町四の「大信寺」のホールに練習場を移し、長らくお世話になっていました。 更なる団員の増加にともない、八尾市天王寺屋にある「ボウル・アロー」のミーティングルームをお借りして練習を続けて参りました。
 その後東大阪市荒川二「末日聖徒イエス・キリスト教会」のご好意によりホールを使用させて頂き、毎年十二月にこの教会に於て「八尾フィルハーモ二−交響楽団と教会聖歌隊によるクリスマス・コンサート」を開催し、地域の住民の方々にも楽しんで載くことができました。 1998年1月から株式会社「ミキハウス」様のご好意により、八尾市若林町にあります「ミキハウス」本社ビルの社員用ラウンジをお借していました。 
現在、末日聖徒イエス・キリスト教会を使わせていただいております。


・ようこそ

 音楽に興味のある方、ぜひ私たちのコンサートにお越し下さい。

 入場券その他お間い合わせは、メールで

「八尾フィルハーモニー交響楽団事務局」  まで