〈書評より〉
葦の茂る田園風景。
“凄く意欲的、つまり逆にいえば通好み(同業者好み?)のプログラムだ。いわゆるトリオ・ダンシュ編成の近現代オリジナル作品が、これだけまとめて耳にできるアルバムは、世界的に見ても貴重である。演奏も曲を問わず手際よい仕上がりだからなおさら。(後略)”
(パイパーズ)
“わが国で中堅として活躍している三人の木管奏者(オーボエ、クラリネット、ファゴット)によるアンサンブル「ル・トリオレ」が近代の管楽合奏曲をとりあげた。曲目、演奏ともに魅力的なディスクである。”(レコード芸術)
“読響首席の辻功ら東京芸大出身の木管奏者によるトリオ。フランス六人組のオーリックやヴィラ=ロボス、マルティヌーらの珍しい三重奏曲を収録している。ob,
cl, fg
というダブル・リード主体のアンサンブルがどこかスッとぼけたような諧謔味を醸し出す。”(CDジャーナル)
“オーボエ、クラリネット、ファゴットの三重奏で、オーリック、マルティヌー、ヴィラ=ロボスなど、どれも快く聴ける演奏で、文字通り聴いていて愉しい。”
(音楽の友)
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