メンバーのプロフィール

   (c)新館隆一

辻  功(オーボエ)
 1959年東京生まれ。東京芸術大学附属高校を経て、82年同大学器楽科卒業。在学中、似鳥健彦、梅原美男、鈴木清三、小島葉子、W.リーバーマンの各氏に師事。同年日本音楽コンクール入選。85年第1回国際オーボエコンクール第2位(1位なし)、86年ソニー音楽芸術振興会主催第1回“パフォーマンス・トゥディ”にて好評裡に東京デビュー、87年デトモルト北西ドイツ音楽院を首席で卒業。在学中、H.ヴィンシャーマン、G.シュマールフスの両氏に師事。92年、95年、99年リサイタルを東京にて開催し好評を博す。
 現在、読売日本交響楽団首席奏者、昭和音楽大学、エリザベト音楽大学、フェリス女学院大学音楽学部各講師、洗足学園音楽大学客員助教授

〔使用楽器: マリゴーオーボエ


   (c)新館隆一

板倉康明(クラリネット)
 1960年東京生まれ。東京芸術大学附属高校を経て、同大学器楽科卒業。フランス政府給費留学生として渡仏、パリ市立音楽院、パリ国立高等音楽院を卒業。在仏中より演奏活動を始め、帰国後は、ソリストとして東京をはじめ各地でのソロリサイタル、室内楽及び教育等様々な分野で活躍。高い知性と均整のとれた演奏は何れも絶賛されている。近年は国外の音楽祭にも招待される等国際的に活動している。クラリネットを、三島勝輔氏、ギィ・ドゥプリュ氏に師事。また、近年は指揮者としての活動も高い評価を受けている。第66回日本音楽コンクール作曲部門本選での演奏及び指揮に対して、コンクール委員会特別賞を受賞。97年2月、キングレコードよりソロCD“ラプソディー〜ソロ・ドゥ・コンクール”をリリース。2000年3月、現代音楽の指揮活動に対して第18回中島健蔵賞を受賞。
 現在、フェリス女学院大学音楽学部講師。

〔使用楽器: セルマー10S☆〕


   (c)新館隆一

多田逸左久(ファゴット)
 1959年東京生まれ。菅原 眸氏の手解きで17歳よりファゴットを始める。78年東京芸術大学音楽学部器楽科入学。ファゴットを三田平八郎氏に、室内楽をアンリエット・ピュイグ=ロジェ、吉田雅夫、中川良平の各氏に師事。82年同大学卒業。同年同大学大学院音楽研究科入学。フリッツ・ヘンカー、岡崎耕治の両氏に師事。84年同大学院修了。同年9月渡独、ハンブルク音楽院に入学。88年4月フライブルク音楽大学に移籍。89年2月帰国。以後、フリーランサーとして様々なジャンルで演奏活動を行う傍ら、日本ファゴット(バスーン)協会事務局の一員として、ファゴットの普及活動にも携わっている他、東京シンフォニエッタのメンバーとして現代音楽にも積極的に取り組んでいる。2004年4月より、東京ミュージック&メディアアーツ尚美非常勤講師。

〔使用楽器: ヤマハYFG-812〕