PROFILE

指 揮

曽我 大介(そが だいすけ)

指揮 曽我大介

桐朋学園大学、ウィーン音楽大学等で、B.ハイティンク、G.シノーポリ、I.ムーシン、U.ラーヨビッチ、小澤征爾、田中雅彦、I.ケブテア、森正の諸氏に学び、1989 年ルーマニア国立音楽院在学中にルーマニアでデビュー。1993年ブザンソン、1998年コンドラシンの二大指揮者コンクールで第1位。以降日本はもとより、ヨーロッパ、南米を中心に世界各地のオーケストラに客演を重ね、2015年6月にはベルリン・フィルハーモニーホールにおけるベルリン交響楽団ベートーヴェン「第九」公演を指揮するなど活躍を続けている。

ルーマニアとは特に関係が深く、ジョルジュ・エネスコ・フィル、ルーマニア国立放送交響楽団、ブラショフ・オペラなどに定期的に客演。2017年11月には、長年活動を共にしているブラショフ・フィル日本公演の指揮者を務めた。

これまでにルーマニア国立放送交響楽団首席客演指揮者(2002年-2003年)、大阪シンフォニカー 交響楽団(現・大阪交響楽団)音楽監督(2001年4月-2004年3月)、ブラジル・ロンドリーナ音楽祭首席指揮者(2006年-2014年)などを歴任し、現在東京ニューシティ管弦楽団正指揮者(2014年4月-)。音楽祭出演や、講習会の講師、コンクールの審査員、また近年は作曲家としても活躍し、その作品は世界各地で広く演奏されている。 音楽之友社から『《第九》虎の巻 歌う人・弾く人・聴く人のためのガイドブック』を、2016年3月には技術評論社から「聴きたい曲が見つかる!クラシック入門~毎日が満たされるシーン別名曲(CD付)」を出版。『歌う人のための《第九》合唱譜』(音楽之友社)では豊富な演奏経験を生かして監修を務めた。デルタ・クラシックスより、東京ニューシティ管弦楽団とのCD がリリース中。

ルーマニア・ブラショフ市とブラジル・ロンドリーナ市より、同地での長年の活動に対して名誉市民の称号が贈られている。

オフィシャルホームページ www.soga.jp/


[2018年11月]

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