第26回定期演奏会 指揮者・ソリスト プロフィール



指揮者:田久保裕一氏 プロフィール



東京学芸大学音楽科卒業。
指揮を伊藤栄一、伴 有雄、汐澤安彦、秋山和慶の各氏に師事、
またチェロ、室内楽を黒川 健氏に師事。
1980年〜1992年まで12年間、千葉県習志野市にて小中学校の音楽教師を経てプロの指揮者に転向。
1992年〜1993年、スイス・ルガノおよびウィーンにおいて、リヒャルト・シューマッヒャー氏、カール・エスターライヒャー教授、湯浅勇治氏、ハンス・グラーフ教授に師事。 
1994年11月、ルーマニア・ブラショフ市で開催された第4回「ディヌ・ニクレスク」国際指揮者コンクールにてグランプリを受賞。また、審査員特別賞「ルーマニア現代音楽演奏賞」と聴衆特別賞もあわせて受賞。
1996年3月より、ほぼ毎シーズン、ブラショフの「ジョルジュ・ディマ」フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会に出演。
またスロヴァキア放送交響楽団、ルーマニア国立「ミハイル・ジョラ」フィルハーモニー交響楽団、トランシルヴァニア室内管弦楽団、カザフスタンのアルマトィ市立管弦楽団など、海外のオーケストラとの活動も広がっている。
1999年12月31日、彦根第九オーケストラおよび合唱団を率いて、ベルリンのSFB大ホールにおいて、ベートーヴェンの第九交響曲を演奏、成功に導いた。
2002年8月中国内蒙古自治区の呼和浩特にて内蒙古民族歌舞劇院交響楽団を指導。同団演奏会にて大成功を収める。多大な功績を讃えられ「名誉客演指揮者」の称号を受ける。今後毎年定期的に指導していく予定である。
これまでに国内の主要オーケストラを多数指揮。また、全国のアマチュアオーケストラや合唱団の育成にも尽力しており、1999年には第五回県民文化祭オーケストラ部門で四日市交響楽団を指揮している。
日本指揮者協会幹事。東京指揮研究会代表。 

ピアノ:高橋朋子氏 プロフィール




桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業、同大研究科修了。第42回全日本学生音楽コンクール、東京大会高等学校の部にて奨励賞受賞。
1995年渡欧。ブリュッセル王立音楽院を最優秀賞を得て、主席で卒業。引き続き、パリ市国立音楽院マスターコースを修了。
ベッリーニ国際音楽コンクールピアノ部門、カルタニセッタ室内楽コンクールにてファイナリスト、ディプロム賞受賞。
フィナーレ・リグレ国際音楽コンクールピアノ部門にて第三位。
サレルノ国際ピアノコンクールにて第二位、併せてベートーヴェン特別賞受賞。
名古屋、東京にてジャン・フルネ指揮、桐朋学園オーケストラをはじめ、モンペリエ交響楽団、シシリア交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団等と共演。
これまで田中和子、今泉統子、鶴園紫磯子、廻由美子、高良芳江、山田朋子、エフゲニー・モギレフスキー、パトリック・シュバリエ、ブルーノ・リットの各氏に師事。
マリア・ジョアン・ピリスのマスターコースを受講。

2002年名古屋と四日市で帰国後初のリサイタルを開催、好評を博す。
又、去る2003年5月には四日市市で開催の「愛・地球博連携協力コンサート」に出演、ショパンのP協奏曲を名古屋フィルと共演した。
四日市市出身・在住。