芦屋室内合奏団

創設者


橋本 宗夫(故人:橋本食糧工業会長)

アマチュアの室内合奏団は関西でも愛好家により相当昔から計画され数回の演奏会も行われていたが、経済的な問題/練習場所の問題/指導者の問題など等々を克服することができず長続きすることは困難であった。

芦屋室内合奏団創設者の橋本宗夫氏(神戸大学交響楽団OB・昭和2年卒)は学生時代より音楽の情熱と夢を持ち続けた人である。後年自らスポンサーとなり神戸大学交響楽団の若い弦のメンバーが中心となり氏のもとに集まり芦屋室内合奏団が誕生した。

氏は後輩である現指揮者 中島良能 氏(神戸大学交響楽団OB・昭和38年卒)に運営上、演奏上の一切を任せ、芦屋の橋本邸にある30数畳の応接間を練習場所に提供して自らは愛用のヴァイオリン(1600年代の名器シュタイナー)でアンサンブルに参加しながらも精神的、経済的後援者としてその夢を実現した。

橋本氏の音楽および当団に対する情熱は氏が亡くなられた後も団員の中に引き継がれ現在に至っている。

橋本宗夫 橋本宗夫

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