「美しい演奏の科学―生きたリズムの表現のために」春秋社
自然のリズムでデザインする演奏の法則。
序章 演奏を享受する(心をとらえたヴィオラの音色;クラシックは人類共通の財産 ほか)
第1章 時間でつくる芸術音楽(空間美を時間美でとらえる脳;部分は全体、全体は部分 ほか)
第2章 拍と拍子の成り立ち(基本的な考えかた;拍 ほか)
第3章 演奏の色彩リズム(音量の基準;音程の基準)
「ヴァイオリンとヴィオラの小百科」春秋社
これまで弦楽器に関する本といえば、
専門家を目指す学習者のために書かれた
高度なメソッドや、技術者になるための
専門書ばかりでした。
しかし、私の友人のように、いわゆる
"生涯学習"として、これから始めようとする
人たちのお千伝いができるような手引き書や
説明書はできないものか、そういう声が多々
聞かれるようになりました。
こうして入門前後の大人、学生、子供と
その親御さんから、あらゆる弦楽器愛好家・
学習者のために役立つことを念じ、
ヴァイオリンとヴィオラ、そして両方の要素を
もったヴィオラ・ダモーレの、演奏法や構造・
歴史・取扱い・調整・修理などの基本までを
著すことにしました。
「リズムはゆらぐ」白水社
ブラームスのヴィオラとピアノのための
ソナタのリハーサルで、先輩のピアニスト
から、「次の8分音符へ早く入って長く
弾くと、きれいに聞こえる」と助言を
受けました。
するとどうでしょう、音楽がいかにも
美しく快いブラームスに変身していくでは
ありませんか‥‥‥
「新しいアンサンブル入門」春秋社