麻生フィルハーモニー管弦楽団
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ライヴ・レポート〜演奏会を終えて〜Vol.11
第40回定期演奏会 2004年11月7日(日) 麻生市民館ホール
11月7日(日)麻生フィルの第40回定期演奏会が開かれました!もうすでにあまりタイムリーではなくなってしまいましたね・・・遅くなってごめんなさい!

 今回は久々の古典プログラム!団員みんなが大好きなベートーベン7番です。大御所、三石先生と半年間かけてあのリズムと格闘してきました。さてさて、どんな出来だったのでしょうか。ではまず前日のゲネプロからのぞいてみましょう!

 いつもならゲネプロは大ホールでやっているんですが、今回は別の団体さんがちょうどホールを使用していたので大会議室で行いました。そんなわけでバランス等の調整があまり出来ないまま、翌日を迎えることになりました。たのしみ半分、心配半分、帰路につきました。

 幸い、本番当日は天気にも恵まれて、演奏会日和となりました。集合は10時。みんな元気そうです!

 いろんな指揮者の先生がいらっしゃいますが三石先生の棒は練習のときでもあまり止まりません。それほど説明や解説をするわけではなく、なぜだかなんとなく当日に近づくにつれていい感じにまとまってくるんですね。前日のゲネプロをホールで行えなかったリスクはありましたが、先生のいつもと変わらぬパワーで、リハーサルは滞りなく過ぎていきました。

 そのあとはお昼ごはんの時間です。折しも麻生フィルはベビーブーム。あかちゃんやこどもたちを囲んで和やかに昼食です。終わったところでチラシの挟み込みタイム。

 さて話は変わりまして、最近麻生フィルは交響楽祭やら第九やらで、他オケとの交流が盛んです。挟み込み要員や、お客様として来てくれた、川響、高津オケ、そして宮前フィルの方々とも世間話をするような間柄になりました。大人になると仕事を離れて友達を作るって結構難しいものですが、こういう事があるのもオケのいいところですね。

 12月31日に「川崎市民オーケストラ2004」としてジルベスタコンサートが4オケ合同で行われます。ミューザ川崎大ホールにて4時開演です。そちらにもぜひ皆様いらしてください。

 話をもとに戻しましょう。いよいよ本番の時間が近づいてきました。舞台袖から客席を覗いてみると・・・あれ・・・お客が少ない・・・!?残念なことに今回はいつもよりお客様が少なかったようです。(宣伝に力を入れないと、と本番前ながら次回の演奏会に向けて広報部には目標ができました!)

 前プロは「さまよえるオランダ人」。管楽器の人は大活躍!弦楽器は一生懸命お仕事!という役回り。激しい波の音はみなさまに聞こえたでしょうか??この曲はなかなかの出来映えだったようです。

 勢いをつけて中プロ「ハイドンの主題による変奏曲」へ。ご存知、このハイドンバリエーションという曲はなかなか縦の線がそろわない「オケ泣かせ」な曲のうちのひとつです。毎回練習で冷や汗をかきましたが・・本番でもやっぱり冷や汗ものでした。でもやっぱり綺麗な、荘厳な、とってもやりがいのある曲でしたね。

  そしてメインの「ベートーベン7番」です。毎夜毎夜うなされてきた「ターンタタン、ターンタタン・・・」のリズムともコレでお別れ・・・さぁみんながんばるぞ。。。

  滑り出しはスリル満点でしたが(コンマスが後ろを振り返るという事態に!!)、どうにかこうにか、4楽章まで演奏することができました。つくづく思いましたが、ベト7は誰もサボったり、休憩したりできないんですね。みんながいつも何かしら重要なことをしている感じがしました。無駄なものがなく、退屈なところもなく、やっぱりこの曲はすごいなぁ、と感じました。セカンドバイオリンの私は翌日筋肉痛に。

 そしてアンコールはハンガリア舞曲7番でした!

  こうして今年の麻生フィルの演奏会は幕を閉じました。次回は4月3日(日)、アラビアンナイトの世界へお連れします。乞うご期待!(その前に12月31日、ミューーザ川崎、ジルベスタでお待ちしています!)
(レポート:島田愛理)
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