山形県生まれ。
4歳よりヴァイオリンを始め桐朋学園高等学校音楽科に入学。1965年桐朋学園大学音楽学部に入学。在学中に指揮を故斉藤秀雄氏に、コントラバスを江口朝彦氏に師事。1969年、首席で卒業後『東京都交響楽団』にコントラバス奏者として入団。
ジャン・フルネ、エリアフ・インバル、ガリー・ベルティーニなどの世界的指揮者の下で研鑽を積む。また、桐朋学園大学において、指揮科講師として後進の指導にあたる傍ら、アマチュアの指導にも情熟を燃やし、中央大学,東京薬科大学,実践女子大などの学生や市民オーケストラのトレーナー、指揮者を歴任、多大な成果をあげた。
当団の創立からの指揮者であり、求心力の源でもあった先生には、音楽に対して取り組む姿勢を、「指揮者と団員」ではなく、「共に音楽を創る仲間」として教えていただきました。
2004年5月12日急逝。 |