

悲しいことに、知名度はかなり低い。
英語では「バスーン(basoon)」と言うらしく、
「ファゴット」では通じなかった(実話)。
「例えばどんな曲で活躍するの?」と聞かれても、
「まんが日本昔話」ぐらいしか思いつかないのも情けない。
笛系のなかでは、最も低音を担当する楽器である。
音色が柔らかいので、他の音に隠れてしまうのが
知名度を下げる主な要因だと思うのだが、
ファゴットのソロは渋くて泣かせるものがある。
マイナーでも、オーケストラになくては困る、
重要な楽器なのだ。
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