私どもTokyo Chimney Stackは、1980年代後半から1990年代の東京理科大学管弦楽団の ファゴット・パート卒業生を中心に結成されたファゴット・アンサンブル・ユニットです。

 ファゴットとは、オーケストラの真ん中にChimney Stack(集合煙突)のように鎮座する楽器で、 決して派手ではありませんが、管弦楽や管楽合奏では欠かすことのできない木管楽器です。

 このファゴットのアンサンブルについて、皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか。 「そんなの聴いたことない!」、「ファゴットだけで音楽になるの?」といった声が聞こえてきそうです。 ところがところが、3オクターブを超える広い音域、コミカルからシリアスまでこなす変幻自在の表現力、 そしてすべての音の存在を肯定する深い包容力。私たちは多感だった学生時代に、 アンモニアの香る理科大の部室で夜な夜なファゴット・アンサンブルに親しみ、 以来ファゴットに取りつかれてきたのです。

 このようなファゴットの魅力を少しでもお伝えすることができればと考えています。
(第1回演奏会 プログラムより抜粋)

ここには、たくさん楽器を並べた写真を入れたいです。