名古屋大学古楽研究会公式ウェブサイト インデックス

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2.1.沿革 - 2.2.部員 - 2.3.新歓情報と活動内容 - 2.4.所有する楽器の一覧 - 2.5.部員より - 2.6.近年の活動履歴

2.5. 部員より

2.5.1. 柳田暁成(バロック・オーボエおよびフラウト・トラヴェルソの製作)

バロック・オーボエおよびフラウト・トラヴェルソの演奏をするほかにこれらの製作もしてます。

[1] バロック・オーボエ baroque oboe

このオーボエは1700年頃にStanesby Sr.によって作られたバロックオーボエを元にしています。 下管の小さな指穴が特徴です。 ベルの一部がとても薄く厚みが2mmもないところがあり、製作が難しいモデルです。 以前はHard Mapleで作っていましたが、画像のモデルはココボロを使っています。

Stanesby Sr. type - picture 1Stanesby Sr. type - picture 2 Stanesby Sr. type - picture 3Stanesby Sr. type - picture 4

Stanesby Sr. (c.1700) type

[2] フラウト・トラヴェルソ flauto traverso

デモンストレーションmp3のURLです。フラウト・トラヴェルソは2種類作っています。

両者ともポツダムで活躍し、Quantz keyと呼ばれる特殊なキーを装備したトラベルソを作ったと言う点が共通しています。 しかし、KirstのQuantz keyはQuantzのそれとは異なる目的なのではないかとも考えられています。

オリジナルの計測値に沿って作ったのですが、音程が悪かったので修正を施しています。

F.G.A.Kirst type

F.G.A.Kirst type

F.G.A.Kirst type

J.J.Quantz type

This is a document of the website of the early music club of Nagoya university