テオフィルス室内管弦楽団とは

 テオフィルス室内管弦楽団は主に東京都文京区内で活動をしている2管編成のオーケストラです。1987年11月23日に前身である「ほうき星」の人達が「管楽器を募集してオーケストラにしよう。モーツァルトの曲を演奏するから、団の名前をテオフィルス(下記参照)にしよう」と話し合って、1988年7月に第1回定期演奏会を開催したのがこのオーケストラの始まりです。以来、1年に2回程度のペースで定期的に演奏会を開催しており、第3回定期演奏会以降は「室内合奏団」を「室内管弦楽団」に改称して現在に至っております。

「テオフィルス」って?

 モーツァルトの洗礼名は「ヨアネス・クリゾストムス・ヴォルフガングス・テオフィルス」というギリシャ風のもので、最後の「テオフィルス」を私たちは団名に戴いています。「ヴォルフガングス・テオフィルス」をラテン語風にすると「ヴォルフガング・アマデウス」となり、おなじみのモーツァルトの名前になります。ちなみに、このテオフィルスには、神(テオ)が愛する(フィルス)という意味があるそうです。

活動内容

【週1回の練習】

 毎週日曜日の18:00~21:00に、高畠先生の指導で文京区内の施設で練習しています。練習後は赤提灯へ行く人は行きます。


【年2回の定期演奏会】

 毎年2回(春・秋)の定期演奏会を基本としています。過去には多少流動的な活動(オペラ公演等)をすることもありました。


【演奏会前の合宿】

 演奏会本番の1~2ヶ月前くらいに週末を利用して1泊2日で行います。2006年頃までは主に河口湖方面でしたが、最近は千葉・岩井海岸に行っています。正規の合宿スケジュールの後にもう一日延泊して、普段なかなかできないアンサンブルに耽る「アフター合宿」も盛況です。


選曲について

 以前は本番の次の週の練習時間をあてて選曲会議を行っていましたが、第41回以降は譜面係の負担を軽減する目的で、練習の始まる3ヶ月以上前の練習時間をあてて行っています(この日は楽器持参不要)。団員全員が選曲委員で、団員であれば誰でも参加することができます。選曲会議の出席者全員が候補曲を挙げ(1人何曲でも可)、多数決により、その日のうちに全曲を決定します。

 演奏会記録をご覧いただくと、日本ではあまり知られていない現代曲や、小編成らしからぬ交響曲がプログラムに入っていますが、これは思い立った団員が選曲会議で音源を用いて熱いプレゼンテーションを行い、それが他の団員に受け入れられると多数決により決定してしまったりするためです。ただし、他の団員を説得して得票するためには、楽器編成や曲の完成度を調査し、事前に赤提灯やお茶会などで根回ししておくなど、入念な準備が必要です。

 こんな感じなので、曲が決まっていざ練習が始まると、あまりの難しさに「こんな(曲の)はずではなかった」と後悔してしまうことも(よく)ありますが、当団にとって他に良い仕組みもなかなか思いつかないので、ずっとこのやり方を続けています。

団員構成について

メンバーの出入りはもちろんありますが、高畠先生を中心に、なんとなく一緒に年を重ねて早●十年。合奏が好きで、一緒にアンサンブルを楽しめる方を募集しています。詳しくは、団員募集を参照してください。