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Tokyo Sinfonietta
Member

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メンバープロフィール



代表/指揮 板倉康明

東京生まれ。東京芸術大学附属高校、同大学器楽科卒業。フランス政府給費留学生として渡仏、パリ市立音楽院、パリ国立高等音楽院を卒業。故アンリエット ピュイグーロジェ女史に音楽全般についての薫陶を受ける。在仏中より演奏活動を始め、帰国後は、クラリネットソリストとして数々の作品の初演、オーケストラとの共演、ソロリサイタル、室内楽及び教育等様々な分野で活躍。高い知性と均整のとれた演奏は何れも絶賛されている。海外の音楽祭にも招待されている。クラリネットを、三島勝輔氏、ギィ・ドゥプリュ氏に師事。
また、指揮者としての活動も高い評価を受けていて、意欲的に国内外の現代作品の初演に取り組み、同じく国際的に活動している。演奏家としてのキャリアに立脚した精緻な解釈は高い評価を得ている。第66回、68回と日本音楽コンクール作曲部門本選での演奏及び指揮に対して、コンクール委員会特別賞を受賞。2000年3月、現代音楽の指揮活動に対して第18回中島健蔵賞を受賞。
東京シンフォニエッタ音楽監督。

副代表/フルート 斎藤和志

東京芸術大学附属高校、東京芸術大学を経て同大学院修了。同校推薦新人演奏会出演。第5回神戸国際フルートコンクール第4位。第70回日本音楽コンクール第1位。合わせて加藤賞及びE.ナカミチ賞受賞。第4回日本フルートコンクールびわ湖第1位。第68回日本音楽コンクール作曲部門の演奏においてコンクール委員会特別賞を受賞。
現在、東京芸術大学管弦楽研究部、東京芸術大学附属高校、洗足学園大学非常勤講師。FCタチェットメンバー。

フルート 齋藤光晴

東京藝術大学卒業。フルートを西郷昌代、小泉剛、佐久間由美子の各氏に、室内楽を山本正治氏に師事。東京ゾリステン、アンサンブルコルディエにソリストとして出演。宮崎国際音楽祭、北九州国際音楽祭に参加。 2012年〜2016年新日本フィルハーモニー交響楽団契約団員。現在、東京シンフォニエッタ、フューチャー・オーケストラ・クラシックス(旧ナガノ・チェンバー・オーケストラ)、エロイカ木管五重奏団各メンバー。

オーボエ 辻 功

1959年東京生まれ。東京芸術大学附属高校を経て、82年同大学器楽科卒業。在学中、似鳥健彦、梅原美男、鈴木清三、小島葉子、W.リーバーマンの各氏に師事。同年日本音楽コンクール入選。85年第1回国際オーボエコンクール第2位(1位なし)、86年ソニー音楽芸術振興会主催第1回「パフォーマンス・トゥディ」にて好評裡に東京デビュー、87年デトモルト北西ドイツ音楽院を首席で卒業。在学中、H.ヴィンシャーマン、G.シュマールフスの両氏に師事。92年、95年、99年リサイタルを東京にて開催し好評を博す。
 現在、読売日本交響楽団首席奏者、昭和音楽大学、エリザベト音楽大学、フェリス女学院大学音楽学部各講師。

オーボエ 渡辺康之

14歳よりオーボエを始め、坂逸郎氏に手ほどきを受ける。東邦音楽大学音楽科出身。東邦音楽大学では、山田健一氏に師事する。その後、辻功氏の元で研鎖を積み現在に至る。オーケストラを中心に、室内楽、独奏等、幅広く活動している。東京アカデミア・シンフォニカ、メルクーア木管五重奏団 メンバー。

オーボエ 梅枝理恵

国立音楽大学卒業及び弦管打楽器ソリスト・コース修了。同大学上級アドヴァンスト・コース修了。これまでにオーボエを故小林裕、板谷由起子、荒絵理子の各氏に、室内楽を井上昌彦、坪井隆明、板倉康明の各氏に師事。現在はオーケストラ、室内楽、ソロ、レコーディング等、幅広く演奏活動を行なっている。

クラリネット 西澤春代

武蔵野音楽大学卒業。在学中より演奏活動を始め、アンサンブル「マニュファクチュア」の公演に参画する。その後「東京シンフォニエッタ」のメンバーとして欧州公演をはじめとする主要な公演に参加し、数々の新作初演などを手掛けている。2000年のスペイン各地、ケルンでの邦人作品の演奏は現地でも高い評価を得るなど活発な活動を続けている。第68回日本音楽コンクール作曲部門本選会における演奏に対し、コンクール委員会特別賞を受賞。

クラリネット 佐藤和歌子

武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。武蔵野音楽大学卒業演奏会、第10回ヤマハクラリネット新人演奏会等出演。クラリネットを故三島勝輔、板倉康明、山本正治、カールマン.ベルケシュの各氏に、室内楽を甲斐道雄、カールマン.ベルケシュの両氏に師事。

クラリネット 川越あさみ

埼玉県立伊奈学園総合高等学校芸術系音楽専攻を経て、フェリス女学院大学音楽学部卒業。 東京シンフォニエッタ欧州公演、サントリーサマーフェスティバルを始めとする様々な公演、レコーディングに参加。全音楽譜出版社主催「四人組とその仲間たち」に於いて、《西村朗:樹霊III》を初演。2020年フランスパリにて、ヴァンドレン、全音楽譜出版社主催の収録に参加。
ギィ・ドゥプリュ、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、アラン・ダミアンの各氏に師事。管打楽合奏団「現代奏造 Tokyo」代表。

ファゴット 長 哲也

福岡県北九州市出身。11歳よりファゴットを始める。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。卒業と同時に東京都交響楽団首席ファゴット奏者に就任。第30回日本管打楽器コンクールファゴット部門第2位。同声会賞授賞。ソリストとして芸大フィルハーモニアと共演。
2015年6月、東京オペラシティリサイタルシリーズ『B→C』に出演。また、木曽音楽祭、北九州国際音楽祭、東京・春・音楽祭、などに出演。2019年度文化庁新進芸術家海外研修生としてリヨン国立高等音楽院(CNSMDL)大学院で学ぶ。ファゴットを、永江恵子、石川晃、水谷上総、カルロ・コロンボの各氏に師事。また、ダーク・イェンセン、ジルベール・オダン、マルク・トゥレネル等のマスタークラスにて研鑽を積む。
現在、東京都交響楽団首席ファゴット奏者。

ファゴット 河府有紀

桐朋学園大学音楽学部にてファゴットを専攻し、首席で卒業。卒業演奏会、第83回読売新人演奏会に選抜され、出演。2013年ドイツ(ミュンヘン)に留学する。第39回エムスビューレン音楽祭(ドイツ)より奨学金を得て、第40回同音楽祭に招かれエムスランド交響楽団とウェーバーのファゴット協奏曲を共演。地元紙オスナブリュッカー新聞にとりあげられ絶賛される。2015年ミュンヘン音楽大学修士課程を最優秀の成績で修了し、帰国。2017年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト]Xに参加。
ファゴットを岡本正之、エバーハルト・マーシャルの各氏に師事。古楽アンサンブル「プティ・ヴィオロン」、Ensemble WITZE、東京シンフォニエッタのメンバーとしてバロック音楽から現代音楽の演奏まで幅広く活躍している。

ファゴット 多田逸左久

多田逸左久

1959年東京生まれ。菅原 眸氏の手解きで17歳よりファゴットを始める。78年東京芸術大学音楽学部器楽科入学。ファゴットを三田平八郎氏に、室内楽をアンリエット・ピュイグ=ロジェ、吉田雅夫、中川良平の各氏に師事。82年同大学卒業。同年同大学大学院音楽研究科入学。フリッツ・ヘンカー、岡崎耕治の両氏に師事。84年同大学院修了。同年9月渡独、ハンブルク音楽院に入学。88年4月フライブルク音楽大学に移籍。89年2月帰国。以後、フリーランサーとして様々なジャンルで演奏活動を行う傍ら、日本ファゴット(バスーン)協会事務局の一員として、ファゴットの普及活動にも携わっている他、東京シンフォニエッタのメンバーとして現代音楽にも積極的に取り組んでいる。

ホルン 有馬純晴

東京生まれ。1983年東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。同年東京都交響楽団入団。86年から34年間首席奏者を務める。89年より1年間、英国ロンドンに留学。所属する東京ホルンクラブ、アレキサンダー・ホルン・アンサンブル・ジャパンでは3枚のCDをリリース。CMや映画等のスタジオレコーディングにも多数参加。第23回日本管打楽器コンクールにて審査委員長を務め、韓国済州島における第4回Brass Competitionには審査員として招かれる。また、全音楽譜出版社によるオーケストラ名曲のホルン・パート集である「オーケストラな一日 for Horn」を監修。2001年より10年間日本ホルン協会副会長を務める。

ホルン 中島大之

1959年札幌生まれ。78年東京芸術大学入学。同年の東京文化会館推薦音楽会に出演。82年同大学卒業。83年〜88年東京フィルハーモニー交響楽団に在籍。89年NHK交響楽団に入団し現在に至る。94年文化庁在外派遣研修員としてロンドンに一年間留学。これまでにホルンを、窪田克己、千葉馨、フーベルト・ブラーデル、守山光三、ジョナサン・リプトンの各氏に師事。室内楽を、中川良平、アンリエット・ピュイグ・ロジェの各氏に師事。オーケストラはもとより、室内楽、スタジオワーク等、幅広い分野にわたって活躍。フェリス女学院大学、昭和音楽大学の非常勤講師として、後進の指導にもあたる。日本ホルン協会常任理事。

ホルン 岸上穣


photo:Ayane Shindo

12歳よりホルンを始め、京都市立音楽高校を経て、東京藝術大学を安宅賞ならびにアカンサス音楽賞を受賞し卒業。フランクフルト音楽舞台芸術大学を首席で卒業。京都芸術祭毎日新聞社賞受賞。第23回日本管打楽器コンクールホルン部門第1位。第80回日本音楽コンクール第2位。ソリストとして東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、藝大フィルハーモニア、レ・シエクル(Francois-Xavier Roth)、東京都交響楽団、愛知室内オーケストラなど国内外のオーケストラと共演。
Travel Brass Quintet、Brass Ensemble ZERO、つの笛集団、Quintetto Ariabella、The Horn Quartet各メンバー。デトモルト州立歌劇場研修生、ヴィースバーデン・ヘッセン州立歌劇場契約団員を経て、2009年東京都交響楽団ホルン奏者。2020年ドイツのレーベル社Organumよりアルバム「DE PROFUNDIS デュ・プロフンディス-深き淵より」をリリース。
ホームページ:https://kishigami.official.ec Twitter:@jokoriki

トランペット 高橋 敦

富山県生まれ。洗足学園魚津短期大学を経て、洗足学園大学を卒業。トランペットを津堅直弘、関山幸弘、佛坂咲千生の各氏に師事。第65回日本音楽コンクール・トランペット部門第1位。第13回日本管打楽器コンクール・トランペット部門第1位。これらの功績が認められ、富山県未来財団から「とやま賞」ほかを受賞。1996年、新星日本交響楽団(現、東京フィルハーモニー交響楽団)にアシスタント首席奏者として入団。1999年、東京都交響楽団の首席奏者に就任し現在に至る。また、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズの首席トランペット奏者も務めている。その他、東京メトロポリタン・ブラスクインテット、なぎさブラスゾリステン、MOST TRUMPET 「THE MOST」他メンバー。霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、防府音楽祭などに定期的に出演し、東京都交響楽団の定期公演ほか、その他のオーケストラや吹奏楽団、霧島国際音楽祭などにソリストとして迎えられている。ソロアルバム「ラプソディー・イン・ブルー」、「ハイドン・ベーメ・ヒンデミット トランペット作品集」をはじめザ・ブラスゼクステットの「ラグタイム・ダンス」「バードランド」、トランペットアンサンブル「まあくんず」の「フェスティバル・ファンファーレ」、東京メトロポリタン・ブラスクインテットの「ワシントンポスト・マーチ」、「ロメオとジュリエット」がそれぞれマイスターミュージックからリリースされている。洗足学園音楽大学、東京音楽大学、山陽女子高校各講師。

トランペット 坂井俊博

1954年福井市に生まれる。幼少から父、坂井喜之栄よりピアノ、トランペット、指揮、作曲、の手ほどきを受ける。14歳から金石幸夫氏、17歳から中山富士雄氏にトランペットを師事。1974年東京藝術大学入学、同年、第43回日本音楽コンクール管楽器部門、第1位入賞。東京フィルハーモニー交響楽団の演奏旅行にソリストとして同行するなど、在学中から演奏活動を始める。1978年プラハの春国際コンクールで第5席入選、1979年ミュンヘン国立音楽大学入学、P. ラッヘンマイヤー氏に師事。1980年カッセル国立歌劇場管弦楽団に入団、1981年ツーロンとジュネーブの国際コンクールで入選。ボルドー音楽祭で銅メダル受賞。1985年オーケストラを退団し、帰国。以来、フリーで演奏活動を続けている。1992年国際交流基金よりパラグアイに派遣され、指導と演奏会を行う。
1993年東京シンフォニエッタ創設に参加、現代音楽の紹介に努める。1997年指揮活動を開始、メキシコ3都市を訪れ、指揮者、ソリストとして演奏会を行う。1998年から東京室内管弦楽団の指揮者として2002年まで数多くの演奏会を行う。近年はTVドラマ「逃亡者」劇場映画『ブラックジャック』、「20世紀少年」などのサウンドトラックレコーディングの指揮を行う。

トロンボーン 西岡 基

広島生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学器楽科を卒業。卒業時に同声会賞を受賞、同声会新人演奏会に出演。第1回日本トロンボーンコンペティション、第2位入賞。WASBE(世界吹奏楽大会)にIYWOとして参加。東京文化会館主催、新進音楽家デビューコンサートに合格、出演。PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に正式メンバーとして参加。第1回大阪トロンボーンコンペティション、アンサンブル部門第3位(1、2位なし)入賞。これまでにトロンボーンを藤澤伸行、伊藤清、栗田雅勝、ピーター・サリバン、ペル・ブレヴィグの諸氏に、室内楽を和田美亀雄、杉木峯夫、稲川榮一の諸氏に師事。日本トロンボーン協会常任理事。

テューバ 渡辺 功

1960年東京生まれ。東京芸術大学卒業。テューバを故大石清、多戸幾久三、中野渡勝弘、故アーノルド・ジェイコブス各氏に師事。1986年日本管打楽器コンクール第2位入賞。1989年東京シティフィルハーモニック管弦楽団に入団。1993年東京交響楽団に移籍、現在にいたる。2000年5月東京交響楽団定期演奏会にてR.V.ウィリアムズのテューバ協奏曲のソリストを務め好評を博す。東京シンフォニエッタ、カスタム・ブラス・クインテットメンバー。聖徳大学、洗足学園音楽大学、東邦音楽大学、桐朋学園大学非常勤講師。国立音楽院指導員講師。日本ユーフォニアム・テューバ協会理事長。

サクソフォン 小串 俊寿

1982年東京藝術大学卒業。1984年パリ国立高等音楽院を1等賞で卒業。現在、国内外でソロ・コンサート「小串俊寿HAPPY SAX CONCERT」を展開し、東京音楽大学教授、昭和音楽大学客員教授として後進の育成にも情熱を注いでいる。
主なソロCD:ハッピー・サックス・コンサートがそのままCDになった「HAPPY SAX PARADISE」(OCD-0082)、「HAPPY SAX CARNIVAL」(OCD-0081)、バラード集「The Ogushi's Ballad」 (WM-0529)他。主な著書:「サックスを吹こう」(中央アート出版)他。

打楽器 松倉利之

東京芸術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院音楽研究科修了。在学中に安宅賞受賞。1980年パリ国際現代音楽コンクール打楽器部門で第2位入賞(1位無し)。
主に室内楽、室内オペラ、オーケストラの分野で演奏活動を行なっている。
現在大分県立芸術文化短期大学名誉教授、及び「パーカッショングループ72」のメンバー。

打楽器 和田光世

東京芸術大学音楽学部器楽科打楽器専攻卒業。同大学院修了。1990年、大学内に於ける「モーニングコンサート」に出演。第7回日本管打楽器コンクールに於いて第3位入賞。1998年、奏楽堂に於いてソロリサイタルを行う。2002年、現代音楽演奏コンクール「競楽X」に於いて、石崎氏とのDUOで第3位入賞。
現在、室内楽やオーケストラのエキストラの他に、様々なパーカッショングループやプレイヤーのCD録音に参加。また海外アーティストとの共演、中国の伝統楽器や日本の三弦との共演など、幅広い分野で活動中。「東京佼成ウインドオーケストラ」打楽器奏者、「打楽器四重奏団"Shun-Ka-Shu-Tou"」「Percussion unit UNZARI」メンバー。

打楽器 石崎陽子

東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了。音楽学部在籍中、安宅賞受賞。第7回日本管弦楽コンクール入選。ニューイングランド音楽院コンテンポラリー・インプロヴィゼーション科留学。和田光世氏とデュオで第4回現代音楽コンクール入選、第5回現代音楽コンクール「競楽」第3位入賞。オーケストラ、室内楽の他に、ユダヤ音楽、ラテン、ジャズアンサンブルに参加。有賀誠門氏に師事。

ハープ 木村茉莉

東京芸術大学音楽学部附属高校を経て、パリ国立音楽院ハープ科を首席で卒業。パリ国立音楽院和声科予備科を一位で卒業。69年日フィルに入団、新日フィルを経て (75年退団)、77年アンサンブル・ヴァンドリアンに参加。アンサンブル・ヴァンドリアンのメンバーとして82年第1回中島健蔵音楽賞を受賞。84年フランス・ガルジレス国際ハープコンクールの審査員をつとめ、87年ウィーン・ハープ国際会議に参加、演奏するなど、日本を代表するハーピストとして活躍している。リサイタル、オーケストラとの共演をはじめ、民音現代作曲音楽祭、MUSIC TODAY、「東西の地平」音楽祭、インターリンクフェスティバル、パンムジークフェスティバル、現代の音楽展、草津国際アカデミーフェスティバル、音楽の現在、現代の波─大阪、等の音楽祭に出演。

ピアノ 藤原亜美

東京芸術大学附属高校を経て、東京芸術大学、並びにパリ国立高等音楽院を審査員満場一致の1等賞で卒業。1998年フランスで行われた第3回オルレアン20世紀音楽国際ピアノコンクールにて第1位受賞。在仏中、各地での演奏の他、国営放送ラジオ・フランスの音楽番組にソロ・伴奏にて出演するなど活発に演奏活動を行う。パリに於いてデヴィッド・ロバートソン、ジョージ・ベンジャミン、アンサンブル・アンテールコンタンポランのメンバーによるアカデミーに参加。日本国内では札幌交響楽団(1995年)、東京交響楽団(1999年)とソリストとして共演。現在東京を拠点に各地でピアノソロ、室内楽の分野において活動中。数多くの日本初演に携わる。2009年ブーレーズ・イン京都出演。東京シンフォ二エッタ、Ensemble sans-limiteの各メンバー。ソロアルバムCDを「レグルス」より7枚リリース。東京音楽大学・日大芸術学部非常勤講師。http://members3.jcom.home.ne.jp/peces/

ヴァイオリン 山本千鶴

全日本学生音楽コンクール優勝。第56回日本音楽コンクール人賞。ジュリアード音楽院にアーヴィング賞他を得て留学。N.Yソリストコンクール入賞。93年東京芸術大学卒業。読売新人演奏会に出演。第1回大阪国際室内楽コンクール第3位受賞。松尾財団音楽賞受賞。倉敷音楽祭、アスペン音楽祭、オーヴェルストドルフ音楽祭等各地の音楽祭に出演。紀尾井シンフォニエッタ東京メンバー他、ソロ、室内楽等に活躍。

ヴァイオリン 海和伸子

3歳よりヴァイオリンを始める。東京芸術大学附属音楽高等学校を経て東京芸術大学卒業。東京文化会館新進音楽家デビューコンサートに出演。1998年ピアノの柴垣英二氏とデュオリサイタルを開く。これまでに足立佳代子、澤和樹、田中千香士、清水高師の各氏に師事。東京都交響楽団団員、東京シンフォニエッタ、小田原室内合奏団メンバー。

ヴァイオリン 梅原真希子

桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部、ジュリアード音楽院を卒業。1988年より、東京、ニューヨーク等でリサイタルを開催。特に1994年の東京公演は好評を博し、出光賞にノミネートされる。1993年〜1995年N.Y. Long Island School of Music and Artsの講師を務める。1995年N.Y.日系人コンクール優勝。Dr. Shinya音楽賞受賞。2005年よりカントゥス・クァルテットメンバーとして、古典から現代作品までの幅広い演奏活動と年二回のabchambermusic室内楽講習会での指導も行う。現在、東京シンフォニエッタ、カントゥス・クァルテットメンバー、またソロ、室内楽奏者として幅広く活動中。(photo:三浦興一)

ヴァイオリン 吉成とも子

神奈川出身。東京芸術大学大学院修了。
9歳よりヴァイオリンを始め、湘南高校卒業後、東京音楽大学に給費特待生として入学、さらに特別留学奨学金を得てザルツブルクモーツァルテウム国際サマーアカデミー修了。東京音楽大学研究科を経て東京芸術大学大学院修士課程入学。ヤマハ音楽振興会より国内奨学生として選ばれる。学生時代より東京シンフォニエッタのメンバーとしてヴェネズエラのア・テンポ音楽祭等出演。芸大室内楽定期演奏会出演。現在オーケストラを中心に室内楽やレコーディングなど、バロックから現代曲まで幅広く活動。

ヴィオラ 百武由紀

東京藝術大学付属高校を経て、同大学卒業、同大学院修了。浅妻文樹、ウイリアム・プリムローズ、セルジュ・コロー各氏に師事。1999年まで東京都交響楽団に在籍し首席奏者を務めた。邦人作品、現代曲の初演も多数手掛けており1999年日本音楽コンクール作曲部門の演奏に対して、審査員特別賞を受賞。カルテット「クワトロ・ピアチェーリ」において平成22年度第65回文化庁芸術祭音楽部門大賞受賞。東京シンフォニエッタメンバー。
第10回佐治敬三賞受賞。室内楽、ソロ、オーケストラと幅広く活動。『どのようなアンサンブルにあっても、常に音楽を活性化出来る類い稀なヴィオラ奏者』との評価を得る。
東京音楽大学客員教授、愛知県立芸術大学名誉教授、東京藝術大学講師。

ヴィオラ 吉田 篤

山口県出身。全日本学生音楽コンクール福岡大会第1位。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院室内楽科ヴィオラ専攻修了。弦楽四重奏団「アーニマ四重奏団」のメンバーとして緑の風音楽賞受賞、松尾財団より助成を受ける。国内のオーケストラの客演首席奏者を務める。現在、東京芸術大学管弦楽研究部非常勤講師。「芸大フィルハーモニア管弦楽団」首席ヴィオラ奏者。また、タンゴヴァイオリン奏者として「小松真知子&タンゴクリスタル」「京谷弘司トリオ」等、国内主要タンゴバンドのメンバーとして活躍。ブエノスアイレスにおいても公演、レコーディングを行う。

ヴィオラ 守山ひかる

4歳から才能教育にてヴァイオリンをはじめる。桐朋女子高校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部に入学。広瀬悦子氏に師事し、のちヴィオラに転向する。86年新日本フィルハーモニー交響楽団に入団し、現在フォアシュピーラーを務める。また、89年からサイトウキネン・オーケストラのメンバーとして渡欧、渡米ツアー、松本でのフェスティヴァルに参加。94年東京文化会館にてデビューリサイタル開催。2000年文化庁在外派遣によりニューヨークにて研修。2001年新日本フィルを退団後渡独。2002年、シンフォニーオーケストラ・ヴッパータール、ヴッパータール歌劇場の首席ヴィオラ奏者に就任。現在ドイツにて、ソロ、室内楽を含め活動中。

チェロ 花崎 薫

東京藝術大学、ベルリン芸術大学卒業。1981年、第50回日本音楽コンクールチェロ部門3位入賞。東京藝術大学在学中、安宅賞受賞。86年、文化庁在外研修員としてドイツ、カールスルーエ音楽大学に留学。89年エルデーディ弦楽四重奏団を結成、2001年と03年にはドイツ、フランス公演を行うなど意欲的に活動している。長年にわたり、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者として歴代の指揮者(井上道義、S.ゴールドベルク、小澤征爾、G.ボッセ、K.アルミンク)のもと、オーケストラを支える。ソリストとしても、06年R.シュトラウス作曲「ドン・キホーテ」など、同交響楽団と度々共演している。東京藝術大学、武蔵野音楽大学非常勤講師。エルデーディ弦楽四重奏団からハイドンの作品のCDをリリース。堀江泰氏、エバーハルト・フィンケ、マーティン・オースタータークの各氏に師事。

チェロ 高麗正史

福島市出身。東京藝術大学大学院修士課程修了。アフィニス文化財団海外研修員としてオーストリアに留学。ウィーンフィルハーモニー管弦楽団首席奏者、フランツ・バルトロメイ氏に師事。 東京フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラーとしてのオーケストラ活動を軸に、室内楽、録音の分野で活動。また、東京シンフォニエッタメンバーとして、ベネズエラ「ア・テンポ音楽祭」、フランス「プレゾンス音楽祭」、エジプト「アレクサンドリアビエンナーレ」参加。佐藤修、金谷昌治、堀江泰氏、花崎薫の各氏に師事。

チェロ 宇田川元子

桐朋学園大学音楽学部卒業。アーヘン音楽大学(ドイツ)を首席で卒業、同大学院に進み国家演奏家資格を取得。98年よりアーヘン国立歌劇場管弦楽団に所属する。ベルギー古城でのコンサートに出演。2000年に帰国し主要なオーケストラ、室内楽に参加しながら、現在では関西フィルハーモニー管弦楽団、浜松フィルハーモニー管弦楽団の首席をたびたび務める。08年より東京シンフォニエッタに所属、09年にはオランダ公演に参加。横浜山手聖公会での聖堂コンサートでは弦楽アンサンブルの意欲的な活動が毎回好評を得ている。

コントラバス 吉田 秀

1986年東京芸術大学音楽学部卒業。同大学管弦楽研究部首席奏者を経て1991年NHK交響楽団に入団。現在首席奏者を務める。室内楽の分野ではオーギュスタン・デュメイ、ピンカス・ズッカーマン、ライナー・キュッヒル、マリア・ジョアン・ピリス、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、カルミナ弦楽四重奏団、ベルリンフィルピアノ四重奏団、ターリッヒ弦楽四重奏団、メロス弦楽四重奏団などと共演。またオイロスアンサンブル、アール・レスピラン、いずみシンフォニエッタ、紀尾井シンフォニエッタ、鎌倉ゾリステンなどのメンバーとしても活動。霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭などにも参加。京都市立芸術大学、東京音楽大学で後進の指導にあたる。

コントラバス 那須野直裕

1998年東京芸術大学音楽学部別科に入学。1990年同大学器楽科に入学。永島義男氏に師事。1992年同大学音楽交流訪中団に選ばれる。1994年卒業。第68回日本音楽コンクール作曲部門の演奏においてコンクール委員会特別賞を受賞。現在東京芸術大学音楽学部非常勤講師。東京シンフォニエッタ・メンバー。また、オーケストラ、室内楽、ソロなどで活動している。

コントラバス 長谷川信久

東京音楽大学卒業。イーストマン音楽学校やMMCK(現MMCJ)等のマスタークラス修了。2000年より霧島国際音楽祭に出演。現在国内のオーケストラにて客演首席奏者を務めている。コントラバスを吉田秀、永島義男、J.ヴァンデマークの各氏に師事。2020年より東京シンフォニエッタメンバーとして参加。

エレクトロニクス 有馬純寿


photo:Hiroyuki Matsukage

1965年生まれ。エレクトロニクスやコンピュータを用いた音響表現を中心に、現代音楽、即興演奏などジャンルを横断する活動を展開。ソリストや東京シンフォニエッタなど室内アンサンブルのメンバーとして「サントリーホール サマーフェスティバル」「コンポージアム」などの現代音楽祭をはじめ数多くの演奏会で電子音響の演奏や音響技術を手がけ高い評価を得ている。第63回芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門を受賞。2012年より国内外の現代音楽シーンで活躍する演奏家たちと現代音楽アンサンブル「東京現音計画」をスタート、その第1回公演が第13回佐治敬三賞を受賞した。また実験的な音楽家とのセッションや美術家とのコラボレーションも多い。帝塚山学院大学人間科学部情報メディア学科准教授。京都市立芸術大学非常勤講師。