第18回定期演奏会  2002年5月26日(日)


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●第18回定期演奏会 カザルスホール 14:00時開演    モーツァルト 交響曲第27番ト長調 KV.199    モーツァルト  ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 KV.364      ヴァイオリン:蜷川いづみ ヴィオラ:井上祐子    ディーリアス 「2つの水彩画」    ヒンデミット 「ヴィオラと弦楽器のための葬送音楽」    ハイドン 交響曲第88番 ト長調「V字」

       第17回ブタペスト国際音楽コンクール(ハンガリー)ヴィオラ部門        第1位に輝くヴィオラの井上祐子さんを英国から招聘し、        MEOコンサートマスターの蜷川いづみさんのヴァイオリンとともに        念願のモーツァルトの協奏交響曲を演奏しました。        井上祐子さんのソロと弦楽によるヒンデミットの「葬送音楽」は        曲の内容の深さとともにヴィオラという楽器の奥の深さをしみじみ        実感させられ、演奏する私達も深く魅了されました。      演奏会曲目について      アンケートの反響    休憩時間開場前協奏交響曲

井上祐子氏略歴

    ヴァイオリンを奥村偵三郎、海野義雄、鷲見四郎に、ヴィオラを藤原義章に師事。     その後、藤原氏の紹介で英国・北王立音楽院(RNCM)の今井信子に師事。     RNCM在学中、第17回ブタペスト国際音楽コンクール(ハンガリー)ヴィオラ部門第1位、     特別賞受賞。英国 Worshipful Companyメダルなど由緒ある賞を受ける。     RNCMを栄誉賞付ディプロマを得て卒業後、オランダ室内管弦楽団の首席奏者を務めたあと、     ロンドン・フィルハルモニア、アムステルダム・フィル、ロンドン・シンフォニエッタに     客員首席奏者。これまでにハーレ交響楽団、ハンガリアン国立フィルハーモニック、     ロンドンフェスティバルオ一ケストラ、ギドン・クレメル、ハインリッヒ・シフ、     レオン・シュピーロ、マイケル・コリンス等と共演、独奏活動を続けるかたわら、     ハンソン弦楽四重奏団、ロンドン・ドビユッシー・トリオなどの室内楽メンバーを務める。     1997年より日英両国で、夫君でコントラバス奏者のダンカン・マクティアとヴィオラと     コントラバスの魅力を広める活動としてジョイントリサイタルを始める。     現在、英国王立音楽院(ロンドン)教授。

蜷川いづみ氏略歴

    第22回全日本学生音楽コンクール西部大会中学の部第2位。桐朋女子高等学校音楽科     を経て、桐明学園大学卒業。同研究科修了。     1979年〜82年フランス留学、パリ・エコール・ノルマル音楽院卒業。高等演奏家資格を     満場一致の首席で取得(審査員賞受賞)。サル・コルトーにて、学院生主催のリサイタルを行なう。     鷲見三郎、鷲見健彰、ガブリエル・ブイヨンの各氏に師事。1997年、台湾音楽室内管弦楽団の     カナダ、アメリカ公演に参加。J.S.パッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲を協演。     新日本フィルを経て現在ソロ、室内楽、また東京ユニバーサルフィルのコンサートマスター。     ユーオーディア・アンサンブル第1ヴァイオリニストとしてCDをリリ−ス。     ME0及び北甲斐★音楽祭ゲストコンサートマスター。