新宿交響楽団は、東京都内で活動している社会人オーケストラです。

活動報告（第50回記念定期演奏会）

日時：2015/12/20 Sun. 13:00開場 13:30開演
会場：新宿文化センター　大ホール
指揮：高畠　浩
＜第１部＞
「くるみ割り人形」より “花のワルツ”（チャイコフスキー）
新「展覧会の絵」　（青島広志）　※世界初演
＜第２部＞　
お客様リクエストによる　クラシック版　“ザ・ベストテン！”
司会：茂木亜希子、細谷道生

◆プログラム団長挨拶より～
第50回という節目の演奏会にあたり、当楽団ならではのオリジナリティ溢れるプログラムは何か？と 団員一同で知恵を絞って企画を練ってまいりましたので、この場をお借りしまして説明させていただきます。 まず１つめは、作曲家青島広志先生への新たな作品の委嘱です。一般的にクラシックの演奏会では、 モーツァルトやベートーヴェンなど数百年前の作曲家の作品を演奏することが多いですが、 現代に生きる我々が、同じく現代に生きる作曲家の作品を演奏することは、 これから50年先100年先にクラシック音楽を伝えていくうえで必要なことだと常々考えております。 これまでも当楽団では、武満徹・芥川也寸志・伊藤康英・伊福部昭・和田薫など現代日本の作曲家の作品を取り上げてきましたが、 今回は自分たちの手で新たな作品を産み出したいという思いから青島先生にご協力をお願いしたところ大変快くお引き受けいただき、 本日、皆さまに世界初演をお聴きいただくという趣向でございます。
そしてもう１つは、お客さまリクエストに基づいて演奏するという、クラシックの演奏会としては異例の企画であります。 長年ご支援いただいたお客さまへ感謝の気持ちを表すには、お客さまがお聴きになりたい曲を演奏するのが一番良いのでは？という考えから、 昨年の演奏会にご来場いただいたお客さまに投票をご協力いただきました。 本日はその投票結果を発表しながら演奏させていただきます。果たして何が演奏されるのか、どうぞお楽しみに