Tokyo Sinfonietta
Performance

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東京シンフォニエッタ第45回定期演奏会
イスラエルからの風


作曲家・ソリストプロフィール

ダン・ユハス Dan Yuhas(1947-)
Niimi
ハンガリーに生まれ、テルアビブ大学で学んだのち、ロンドンとパリで研鑽を積む。1991年、イスラエル・コンテンポラリー・プレイヤーズを設立。2011年にはズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団によって《リフレクションズ》が初演され、2014年にアルディッティ弦楽四重奏団らが演奏する室内楽作品集のCDがVERSOから発売された。テルアビブ大学ブッフマン=メータ音楽学校作曲科で作曲と対位法を教える。

イオセブ・バルダナシュヴィリ Josef Bardanashvili(1948-)
Hishinuma ©Dudu Bakhar
1948年、ジョージアのバトゥミに生まれる。トビリシ音楽院で学び、1976年に作曲の博士号を取得。1995年からイスラエルに定住。さまざまな編成の作品に加え、舞台音楽の創作に力を注ぎ、50の映画、55の演劇のために作曲。現在はテルアビブ大学とエルサレム音楽舞踊アカデミーで教鞭を執る。同名の自作のオペラにもとづく交響詩『千年紀末への旅』(2005)は2015年、ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団によって演奏された。

ルーベン・セルッシ Ruben Seroussi(1959-)
sakai ©Abshalom Levi
ウルグアイに生まれ、1974年以降イスラエルに在住。テルアビブ大学でレオン・シドロウスキに学ぶ。その作品はアンサンブル・ニケル、アンサンブル・コントルシャンなどによって演奏されている。ギタリストとしても活動し、古典から現代まで幅広いレパートリーを手がける。2017年、メイタル・アンサンブルによる室内楽作品集のCDがNEOSから発売された。2003年よりテルアビブ大学ブッフマン=メータ音楽学校作曲科主任。

ヤイル・クラータク Yair Klartag(1985-)
sakai
イスラエルに生まれ、テルアビブ大学でルーベン・セルッシ、バーゼル音楽院で学ぶ。現在、ゲオルク・フリードリヒ・ハース指導のもとコロンビア大学博士課程に在籍。第31回入野賞の受賞作《双極性無秩序》(2010)は翌年東京シンフォニエッタによって世界初演が行われ、2018年には現代音楽祭「ウルトラシャル・ベルリン」でエンノ・ポッペ指揮ベルリン放送交響楽団により《重力の力で》(2013)の5度目の再演が行われた。

有馬純晴(ホルン)
sakai©Camille Tokerud
東京都出身。東京芸術大学卒業と同時に東京都交響楽団入団。3年後から首席ホルン奏者となり現在に至る。1年間英国ロンドンに留学。アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン、東京シンフォニエッタ、東京アーバンブラスアンサンブルメンバー。全音楽譜出版社によるオーケストラ名曲のホルンパート集である『オーケストラな一日 for Horn』を監修。2001年から10年間日本ホルン協会の副会長を務める。