Tokyo Sinfonietta
Performance

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東京シンフォニエッタ第46回定期演奏会
現代の感性―邦人作曲家の国際性


作曲家プロフィール

薮田翔一(1983-)
Yabuta

東京音楽大学大学院作曲科修了。第70 回ジュネーヴ国際音楽コンクール作曲部門優勝。ウィーンコンチェルトハウス 100 周年作曲賞最優秀作品賞。 SORODHA国際作曲コンクール1位、日本音楽コンクール4年連続2位、文化庁長官表彰(国際芸術部門)、第26回出光音楽賞など入賞歴多数。19年にはNHK交響楽団、いずみシンフォニエッタ大阪等からの委嘱作品が初演され、今最も注目されている作曲家の一人である。



稲森安太己(1978-)
Inaori

東京学芸大学およびケルン音楽舞踊大学にて作曲を山内雅弘、ミヒャエル・バイル、ヨハネス・ シェルホルンの各氏に師事。2009年東京学芸大学大学院修了、11年ケルン音楽大学コンツェルトエグザメン課程修了、13年同大学大学院修了。18年ミュンヘン・ビエンナーレにてオペラ『ヴィア・アウス・グラス』が上演される。07年日本音楽コンクール第1位。現在、デトモルト音楽大学およびケルン音楽舞踊大学非常勤講師。



マリソル・ヒメネス(1978-)
Jmenezi

グアダラハラ(メキシコ)出身。ミルズ・カレッジを経て、スタンフォード大学でブライアン・ファーニホウらに学び博士号取得。音を作る手法、テクノロジーや機械の活用に関心を寄せ、エレクトロニクスやビデオも積極的に採り入れる。弦楽四重奏のための《難解な渇き》(2004)はアルディッティ弦楽四重奏団により初演され「ウルトラシャル・ベルリン」で再演、2019年にフランス初演された。《XLIII MEMORIAM VIVERE―生きた記憶のなかの43》で第39回入野賞を受賞(2018)。メキシコ国立芸術家協会会員。ベルリン在住。



新実徳英(1947-)
Niimi

東京大学工学部卒業。東京芸術大学作曲科卒業。同大学院修了。1977年ジュネーブ国際バレエ音楽作曲コンクールにてグランプリ並びにジュネーブ市賞を受賞。82年文化庁舞台芸術創作奨励賞並びに特別賞を受賞。84年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。ISCMに入選。2000年第18回中島健蔵音楽賞受賞。03年別宮賞受賞。04年「風神・雷神」のCDが文化庁芸術祭大賞を受賞。05年万博記念オペラ「白鳥」が世界初演され、この公演に佐川吉男音楽賞が授与される。06年初演された「協奏的交響曲~エランヴィタール~」が第55回尾高賞を受賞。管弦楽作品の多くは、国内外の主要なオーケストラで演奏され、それぞれ高い評価を得ている。